前半の、
卒業間際の小学生の、初々しい恋の模様からの……
その展開になるんかーーい!が面白かったです( ^^)
作者からの返信
Eternal-Heart様
学生の頃の恋は、初々しくて純粋ですよね。
これが、大人になると色々とソロバンでも弾かれて品定めをされ、顔、学歴、年収、家族関係等色々と見られるものになるのでしょうかと、後から思いました。
これが恋愛をテーマとしていたら、光希が理紗子がチョコレートケーキを焼いた意図に気がついて、自分の気持ちを告げて終わり。
というのが、正でしょう。
ですが、私の書いているのは伝奇(現実には起こりそうにない、不思議な話。また、そのような話を題材とした、幻想的で怪奇な物語や小説)。
光希には、色々と戦ってもらいたいので、色恋には無頓着な少年になっています。
それても、武術をしていたことで脳が筋肉化してしまった。
というのも面白いかも。
楽しんで頂けたのでしたら、私も嬉しいです。
ご高覧頂き、ありがとうございました(*^^*)
拳は鋭く、恋愛には鈍く。
小学生は女子の方がませてると言いますし、格闘技に熱中してるボーイとなると恋愛鈍いのも仕方ないのかもしれませんね。
日本拳法と中国武術の異種格闘技戦(組手)の勝敗も気になるところです(笑)
作者からの返信
石矢天様
理紗子は勝ち気な性格で、負けず嫌い。
対して光希は、マイペースなので意見が合わずに衝突をしていた。
光希、風樹、理紗子、もう一人を加えた状態での小学校時代のお話を一つ書いていますが、そこら辺りから理紗子は意識している様子です。
お話しの中で、光希曰く、少し組手。
と、言っているので、本気ではなく寸止めでの組手と考えています。
光希の中国武術との出会いは書いていませんが、漠然と考えているのは、子供の頃に老師に会い、ほんの少し技を享受してもらう。老師が居なくなったけれど、後は教えを基盤に独学で鍛錬を続けているので、正式な道場に行っている訳では無い。という過去を考えての現在です。
その為、弱点となるのが関節技や投技等の二人でなければ練習できない技への対応。
勝敗がきになりますか。私もです。
という事で、ご要望に応じて簡単に書いてみました。
向かい合う二人。
告白をいなされて、ご立派気味の理紗子から攻める。
前拳、後拳の連続突きからの、左後ろ足を使っての後蹴。日本拳法では、同じ前蹴りでも、そのように呼ぶ。
ここで光希は左手を上から外に向かって、理紗子の蹴りを外へと払い脇腹に右拳を入れるが、理紗子は肘で受ける。
蹴り足を戻す理紗子に対し、光希は一気呵成に拳での連続技へと繋げていく。
左の圏捶から始まり、頂肘、劈掌……。
全てを受ける理紗子だが、反撃に移る隙を与えない連続攻撃に防戦一方となる。
光希の拳技を途切れさせる為、大きく間合いを取る理紗子。
それに対し、光希は追い込む様に前方に最も強く力を伝える歩形・弓歩になり、右拳で遠距離攻撃に向いた順歩捶を放つ。
寸止めでの組手であり、本気の組手でなかった為か、光希の踏み込みが浅い。
理紗子は、伸び切った光希の右手首を、右手で掴む。
前へと踏み出し光希の右外側に身体を移動させると、左手で光希の右肩を下から押さえ肩固めに入る。
地に身体を押し付けられた光希は、軽く肩に痛みを感じた。
関節を決められた光希は、敗北を認めて起き上がる。
「ありがとう。安さん」
光希の顔には悔しさはなく、清々しい表情で理紗子に礼を言う。
差し出された光希の手を、理紗子は少し怯えたように握る。
少し冷たい手。
心の温かい人は手が冷たい。
そんな言葉を理紗子は思い出す。
「け、結構やるじゃん。ま、あたしの方が強かったけどね」
光希の手を握ったまま離さない、理紗子の頬は朱に染まっていた。
という事で、光希の敗北ということで決着です。
返信で小説を書いたのは初めてです(^^ゞ
この後、理紗子から日本拳法の肩固めを教わって、光希はまた強くなっているでしょうm(_ _)m
ああ~なるほど。拳士はにぶしですね。
でも~あれ? 小学六年生ですね。
恋の花はこれから咲くのですね💘💘💐💐💐💐🍰🍫🍰🍫🍰🍫🍫🍰☕👊👊🕯
作者からの返信
紫陽花の花びら様
光希は拳士というのが、大事なところですね。
拳士は自己を高めることの終着点を宇宙との一体化という思想的な部分に設定しているとか。
そこに至るにはまだまだ、光希は若すぎる。
今は純粋に強さを求めて邁進し続けて行く。そんな感じですね。
光希は、とにかく色恋沙汰に関して鈍い。
『男一徹 力愛不二』にて光希を脇役で登場させていますが、彼とつるむ学友女の存在が増々それを増長させているような感じです。
高校生時代の話も少し書いていますが、そこら辺りでもあまり変わっていなかったりしますが、そこらあたりで、色恋についてようやくでしょうか。
私の作品は、長編を除けば世界を共通させたオムニバス形式のお話なので、少しずつ光希の成長や活躍を書けていければと思っています。
沢山の絵文字で応援して下さり、嬉しいです(*^^*)
ありがとうございました。
蝋燭の鍛錬方法はロマンありますね。引くときに炎が消える様にするってところがもう…
作者からの返信
おしやべり様
そうですね。
私も正拳蝋燭消しについて漫画で読んだことはあったのですが、どのような蝋燭を用いるかとか知らなくて、今回色々と調べると、正拳蝋燭消しについて(月刊パワー空手 1985/11より)書いてあるのを引用させて貰っています。
どうして、引く時に?
とまで書いて無かったので、私も詳しく分かりませんが、ヒットさせた拳を引かないと相手に掴まれてしまう。
もしくは、外れた場合、次の攻撃に移らないとならない為に引きの強さを重視しているのかなと想像しました。
更に思ったのが、空手にある《裏当て》という技。
これで突かれると、仮に胸を突かれた場合、背中に痛みが起こるとか。この貫通力の高い突きができると、三枚積んだ煉瓦を打って真ん中だけ割ったというお話もあり、衝撃のみを通す為に引きの強さを重視しているのかなとも思いました。
私は柔道経験者ですが、打撃については、とんと分かっていないので、全て聞きかじりです。あくまでも格闘技や武術とかが好きな奴が書いたエンターテイメントとして見てやって下さい。
ご高覧頂き、ありがとうございますm(_ _)m
小説全体の世界観が、チョコレートケーキという甘いお菓子とは真逆で良かったです。
この世界観には恋だの愛だのに鈍い男がいなきゃダメですね。
作者からの返信
オスミオ様
この度のお題で、考えたのが怖い系と、恋愛系。
『オイラは陽気なレッドキャップ』は、怖い系でしたので、今回は違うものにしようと、この様な形になりました。
格闘マンガを色々と読みましたが、私もオスミオさんがおっしゃる通り、恋や愛に無頓着な奴が良いですね。
宮本武蔵は、お通という恋人は、吉川英治の創作だそうですが、この二人は最後まで「結ばれた」とは、最後は結局は別れて、一緒になることはなく、お互いの人生を別々に生きて生涯を終えます。
見ていてもどかしくもなりますが、一貫して剣の道を貫くのが格好良い。
でも、そんな純愛なところが、はけなげで良いですね。
ご高覧頂き、ありがとうございますm(_ _)m
2000文字以内のお題企画にご参加ありがとうございます🙇
鈍い……鈍すぎる(*ToT)
(笑)😂
光希くんが気づく日はくるのでしょうかね(* >ω<)
面白かったです(* ´ ▽ ` *)
作者からの返信
クロノヒョウ様
光希は鈍いんです。
その人柄の優しいところや、実直なところに理紗子は惹かれたのでしょうが、その真っ直ぐさ故に異性の気持ちに気づかない。格闘バカ。
設定上、母親と妹と暮らし女性に囲まれて生活しているので、恋愛に対し何かしら欠如しているという設定です。
私がここで、掲載させて頂いている中で、『失恋のラブレター』『男一徹 力愛不二』にも登場しています。
楽しんで頂けたのでしたら、私も嬉しいです。
ありがとうございました。
まったく脳筋男子は……って感じですね😂
女子も、強そうなのにこういうことになると急に弱気になるところがかわいい。
かわいいお話をありがとうございました。
作者からの返信
霞(@tera1012)様
おっしゃる通り、鍛え過ぎて完全に異性への関心も無くしています。
女の子の家に呼ばれて、手作りケーキをごちそうになって、好きって言われて、それで人間的に好かれていたと解釈する。
友人の風樹に、鈍いって言われて当然です。
理紗子の勝ち気な所を感じて頂けて、嬉しいです。この娘は負けず嫌いで、風樹が理紗子の様子のおかしさに戸惑っているのは、その為。
いわゆるツンデレなところがあります。
光希と理紗子の組手が気になる方がいらしたので、格闘技術の詳細を書かずに書いた組手シーンを、感想を下さった石矢天様の返信欄に書いております。
そちらでも、ツンデレさが出ていますよ。
よろしければ、ご高覧下さい。
このお話しを、かわいいと言って下さり、嬉しい(*^^*)
その様な、ご感想を頂いたのは初めてですよ。
ありがとうございますm(_ _)m