2022年12月26日(月)

目覚めても何のプレゼントもない。






良い子はプレゼントを貰えるはずなのに、

吾輩は何故、何も貰えないのか。






あぁ、そうか。






こんな人の心を悪い意味でざわめかすような

良くない作品を書いているからか。







そうなのか。







数ヶ月前、それを理由に神や仏に見離されていることを確信したばかりだ。







吾輩はサンタにも見離されていたなんて。








西洋東洋、両方から匙を投げられているようだ。







そういえば、

クリスマスツリーの近くに置いた靴下はどこに行ったのだろう。








何気なくソファに目をやると、

犬公が尻尾を振って座っている。









サンタ用の靴下が、犬公の口からぶら下がっていた。







見るも無惨なボロついた姿で。







良いさ、お前にあげよう。








吾輩が持っていても、誰も何もいれてはくれない。








吾輩からのクリスマスプレゼントだよ、











マイプレジャー、犬公。

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