2022年12月28日(水)
吾輩、今日は年内最後の神社デー。
以前もお話したが、
よく参拝する神社は山の中にあるため、
この時期の寒さは少し厳しくある。
だが、一ヶ月の厄は落として新年を迎えたい。
歳神様くらいにはまだ見離されたくないが、
唯一、吾輩を愛して離れまいとしてくれるのは、
貧乏神と疫病神のダブルコンビだけだ。
この場を借りて正直に言おう。
見離して下さい。
お願いします。
このコンビに愛されるくらいなら、
八百万の神全てに見離されている方が良い。
頼まれても引き受けたくないのである。
あぁ、何だか背中が重くなってきた。
それに寒気も…。
あれ、財布の中身が空だぞ。
ん、鏡餅がカビてきているような……。
あ、冷凍庫の扉を締め忘れて氷が溶けてるじゃないか。
昨日作った書類がないぞ。
ぐわっ、お腹が痛い…もしや朝食べた卵が腐って…
何やら不調が起こり始めたが、神社に向かおうと思う。
無事に帰宅できたら、また会おう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます