2022年11月7日(月)
吾輩、昨日の日記を更新しなかったのには、深い事情がある。
サボっていたとか、ネタが切れたとか、そのようなことではない。
それならば、素直にその旨を述べている。
吾輩、日頃の任務とはほかに、勉学にも励んでいる。
毎週日曜日に9時から16時過ぎまで、オンラインにて授業を受けているのだが、
昨日は驚くほどに課題が多かった。
今までにないほど提出を要求された。
開いた口も塞がらなければ、涙と汗も止まらなかった。
先月までの担当も課題はあったが比較など無意味なほどの量である。
授業なんて人によりけりではあるが、初っ端からそれは予期していなかった。
初回は、「今日は最初ですしね!」みたいなノリで終わらせてくれるものだと信じていたのに。
吾輩、何度目かの人間不信に陥りそうであったが、すんでのところで帰還した。
人間不信がどうとかもあったが、それ以上に担当教員が、ケロ○軍曹のように話すことが非常に気になった。
勘違いはしないで欲しい。
馬鹿にはしていない。
いきなり団子はお好きか、気になっただけである。
そんなことが気にかかったせいか、
日記を更新する時間も、
余力も、
希望も、
授業の記憶も、
何も残っていなかったのである。
何もかも消え失せてしまった。
深刻な病を疑うほど、何も残ったいなかったのである。
プリントに広がるどでかい水分の跡地と、
ケロ○の落書き
それを模写された頬以外、何も残ってはいなかった……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます