2022年11月5日(土)

吾輩にしては珍しく、今日も書いているのである。


本日も晴天。そして仕事なり。


今、コロ助を思い浮かべた読者のあなたがいると思うと、

シンパシーを感じざるをえない。


不定期にある土曜の仕事。

今日はさらに変更が加わって、待機場に偉い人2人と吾輩だけになってしまった。


非常に気まずい。

吾輩、口下手なため、フットワーク軽めに話しかけたりできないのである。

だからといって話かけられても困る。


ウイットに飛んだ返事は吾輩とは無縁なため、

気を使って声をかけてくれようものなら、かえって気まずく、

申し訳のない感情にさせてしまうだろう。


すまない。

パーリィタイプの人と同じであれば、そちら様も美味しい空気を吸えたであろうに。

ただ、相討ちであることだけは分かって欲しい。


吾輩も、超気まずいのだ。

空気中に鉛でも混ざったのかと思うくらい、空気が重い。


ゲロりそうである。


何とか抑え込むためにコーヒで誤魔化すが、逆効果で大噴出しそうになる。


我慢せねば。


吐き散らかしなんぞすれば、余計に気まずくなるうえに、

一生噂になってしまう。

大人だから大人の対応だなんて嘘である。


大人の方が案外子供じみているため、一生騒いだりするのだ。


考え出すと、余計胸が重くなる。


もう無理かもしれない。


本日は晴天なり。


青く澄んだ空に、綺麗なしぶきが舞い上がる。


酸味強めのコーヒー臭が漂う。


本日は、よく晴れた日だ。


だが、

頬が濡れているのは、何故であろう。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る