「コメント付きレビューを書いてみましょう!」の企画より参りました。
七話まで拝読した上でのレビューとなります。
冒頭で事故死した主人公が実験体として目覚める所から物語は始まります。
主人公と研究者との対比の落差が激しく、時に混乱しますが、しかしそこが深い味わいとなっています。
主人公は自分は人であると信じながらもどんどん禍々しさを増していきます。
楽しい?仲間達も増えていき、囚われ制限された身の上ながらも充実しているように感じるから不思議です。
個人的にしっぽの蛇がお気に入りとなりました。
へロー!!の掛け声が面白くてw
まだまだ序盤で専門用語も謎が多いですが、それに比例して期待も高まります。
今後の展開が楽しみです。
是非ご一読ください。
発想が面白いですね。実験動物である主人公は普通に人間としてしゃべっているつもりだけど、全然喋れていない。その容姿も人間とはかけ離れてしまっている。
ある意味、自分を人間と同じだと思っているからこそ主人公は正気なのでしょう。それほどに研究者サイドと主人公サイドの考えに差があります。
この作品は視点変更という点でも特徴的です。実験動物である主人公サイドと、それを研究する研究者サイドの話を一話の中で語っているのです。
これが面白い。主人公の何がない行動のもたらした凄まじい結果を研究者サイドが語るという風に、一話の中で答え合わせ形式になっています。
まだまだ、謎用語が多い序盤の作品。でも、これから面白くなること間違いなしだと感じました。
是非、ご一読ください!!