ソフトクリーム
涼
初めての、バイト。
眼鏡をはずして、見上げた天井に、
ぼやけた
電球が、まるで、沈みゆく夕陽の様で。
このまま目を瞑れば、
きっと楽になれるのだろうけど、
僕は、、
僕は・・・。
僕の周りに集まった粒を。。。
テレビが消えた。
真っ暗だ。
そうか・・・、、
何かに失望しても、人は生きて行ける、、
でも、人を死に追いやる、、、
それは、『絶望』
僕は、
今日、それに、遭遇してしまった。
バイト先で、ソフトクリームの巻き方を教えてもらって、
先輩が、手本を見せてくれた。
そこまでは、
僕だって理解できる。
そして、僕の瞳に絶望が写し出された。
先輩は、、
そのソフトクリームを・・・簡単に・・・捨てた。
あいつは、、
死ぬべきだ。
ソフトクリーム 涼 @m-amiya
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