第12話 決意

 「ぎゃあ゛ぁ・・やめてぇっ、離してぇ。い゛やぁ・・・いやぁ。・・うぅっ・・・死なせてぇ。」

「お母さんっ・・ちょっ、本当やめてっ。落ち着いてよ。お母さんこそやめてっ。お願いだから包丁を置いてっ。」

「うぅ・・うぅあぁ・・・何でよ。何で止めるのぉ・・・。」

「・・・大丈夫だから。ね?お母さんが罪を背負う必要なんてないんだからね。」

「うぅ・・・っぎゃあぁ、声が・・声が聞こえるぅ。殺した人達の叫び声がぁっ。許してぇ。ごめんなさい・・ごめんなさい・・・ごめんなさい。」

「大丈夫だからっ。大丈夫、大丈夫・・大丈夫。今に全てが良くなるよ。」

正しい事とそうでない事の線引きは一体誰が決めていると言うのだろうか。

それはいつだって不透明で、故に法律を作り世界は境界線のあるべき場所を明白にして来た。

しかし実際には境界など存在しておらず、ある人には正しい行為であっても、ある人には悪である様に、その場所は皆一人一人違うのである。

では私がこれから成そうとしている事を、世界は何と呼ぶのだろう。

犯罪者だと罵られ、のちに裁きを受けるのだろうか。

ならば私は喜んで罪人となろう。

例え世界が何と呼ぼうとも、私が成すべき事は正しい事に違いないのだ。

そして私の正義を世界は止める事など出来やしないのである。

「落ち着いた?」

「・・えっと、あの・・ごめんね。」

「全然気にしなくて良いんだよ。昨日先生に貰った薬はよく効くみたいだね。やっぱり薬を変えてもらって正解だっ。」

「・・確かに前の様に吐き気も無いし、良いみたい。結糸、さっきの事だけど・・。」

「大丈夫だよ。お母さんの気持ちも言いたい事も分かってる。でも、でもね・・・私はお母さんに生きてて欲しい。一緒にこれからも笑って生きて行きたいよ。」

「・・・・・うん。」

あの惨劇から三ヶ月もの時が経った。

この地へ再び戻って来れた私は、愚かにも大事な人達の人生をより良い方向に変えられるのだと自惚れていたのだ。

しかし実際には悪化する一方で何一つ好転などせず、更には未だ村の壊滅には手付かずであった。

母と言えば村の呪縛から解放された事により、己の罪を自覚し嘆き、最早手の打ちようが無い程日々衰弱していったのである。

そんな日々を過ごす内に、果たしてこれは母が望んだ未来なのだろうかと疑問さえ抱いている。

村を壊滅させる事で何か変わるのだろうか。そう路頭に迷う中相変わらずやって来る朝は、暗く行く先も分からぬ場所で迷子になっている私を、今日こそ照らしてくれるのだろうか。

「おはようお母さん。今日は調子どう?・・私、今日こそ冬真の所へ行こうと思うんだ。」

「大丈夫よ。お母さんなら大丈夫だから、行ってきなさい。」

「・・・・そう、わかった。なるべく早く帰るから、家にいてね。」

「・・えぇ。」

恐らくこんな清々しい朝にどんよりとした空気を感じているのは私だけだろう。

これをにわかには信じ難い程感覚を研ぎ澄ませ、今後の天気を予知しているのだと言い聞かせる私は、どうやら現実から目を背けたい様だ。

正直に言うのならば、退院以降初めて冬真の元へ出向く事が憂鬱なのであり、昨夜首に包丁を突き立てた母を一人家に残し出てきた事が気掛かりなのだ。

とは言えこんなにも晴々した日である。

何か起きるとすれば、私が石にでもつまずき怪我をするか、鳥のフンを有難く頂戴する程度であろう。

何か起きたと仮定しても、所詮今日も昨日と変わらぬ一日で、昨日と同じく身動きの取れない私のままなのだ。

「結糸・・・。結糸っ、無事なのかっ?怪我は、怪我はしてないっ?」

「ちょっと、大丈夫大丈夫っ。本当、大丈夫だから。」

「・・はぁあ。・・・・よかったぁ。」

「・・・ごめんなさい。手紙読んだよ。それなのに私・・・。」

「大丈夫。ちゃんと来てくれたじゃん。」

「その・・まずは。」

「まずはっ・・お帰りなさい。」

「・・・え?違うよ、私は冬真に謝りたいの。謝って済む話じゃないって分かってるけど・・でも、本当にごめんなさい。私

記憶を全部取り戻したみたいなの。」

「何が?結糸は俺を守ろうとしてくれたんだろ?結糸はいつだってそうだった。それなのに・・謝るのは俺の方だよ。本当にごめん。」

「そんなっ・・・。私怖い。これから一体どうなるの。」

「・・・昔の約束を覚えてる?二人で笑顔が溢れる明るい村を作ろうって、話した事。」

「覚えてる。」

「じゃあ、またその夢を叶えよう。二人で明るい村を作るんだよ。」

「・・・でもどうやって?あの村はおかしいよ。それにお祖父様だって・・。」

「・・・やめてくれ。お祖父様の話はしないで。・・・・・う゛ぅっ、頭が・・頭が痛いっ。」

「冬真、どうしたのっ?何、頭が痛い?」

「う゛ぐぅっ・・ごめ、時々・・・時々頭が割れるように痛むんだ。それにお祖父様の声も・・。」

「冬真っ。冬真大丈夫っ?誰かっ。」

「・・大丈夫。大丈夫。・・・ほら、もう治って来た。・・・・駄目だな俺。こんなんじゃ、あの村に立ち向かえない。出所までに、必ず克服するから、本当ごめん。」

「・・・冬真。そ、それか別の土地に新しく村を作るなんてどうかなっ?それだったらあんな村の事考えずに済むじゃない?・・・あ、でもこれも駄目だ。これじゃ沙良ちゃんが。」

「沙良ちゃん?誰それ?」

「あの村で暮らしてる子だよ。それに、私達の様な不幸な運命を辿る子。」

「・・・結糸のお母さんから子供狩りの事聞いたよ。やっぱりまだ続いてるんだね。・・・でも俺は出来れば他の土地じゃなくてあの村がいいんだ。あそこの何処かに両親の・・・。ごめ、やめようか。」

「そ、うだよね。あの村じゃなきゃ駄目だ。あの村を変えないと、やっぱり駄目なんだ。」

「・・・。」

運命とは決まっていてあらがう事など出来ないと言う。

ではそれを変えようと足を踏み出した先が、実際には運命を変えたのでは無く、それも又決められた運命だったのだとしたら、人間とは何とも愚かな生き物である。

人はそんなあらかじめ決められた人生に喜びや葛藤を見出しているのだ。

言葉とは裏腹に冬真の目や表情が物語る悲しみも、幼い頃の他愛も無い話に笑顔を見せるこの時も、全て運命によって辿った人生故の感情であるのだろう。

この全てを、神が考え無しに描いたのだとすれば、湧き上がる憎しみは計り知れないものである。

しかしながら、神は意図して運命を描いているのだとすれば、私の人生はあの村を葬る為に設計されたのだと考えずにはいられない。

人を愛する事。

そして愛と憎しみを糧に誰かを守る強さと勇気を構築させ、悪に立ち向かうと言う何ともアニメじみたシナリオをである。

私は抗うことなど出来ないのだ。

この運命にも、目の前に座る冬真を幸せにしたいと思うこの感情にも、決して目を背ける事は出来ないのである。

「あはははっ、それであの時結糸がさ・・くっふふっ・・はぁ、はぁっ、泣いて・・泣いてたからおかしくってっ。」

「もうっそんなに笑うことないじゃん。・・あぁ、じゃあこの話しちゃおうかなぁ。」

「・・・えっ、何。やめろよ、恥ずかしい事?」

「私が六歳の誕生日の日、結糸を守ってみせるからって手作りのお守りをくれた時・・。」

「うんっ、それがぁ?別に恥ずかしくも無いけどっ。」

「あの時実は、おでこに葉っぱが付いてたんだよねぇ・・・。ぷっ、あはははっ。それが何かおかしくって、話すのが苦手だった事なんて忘れちゃったんだよ。何かありがとねっ。」

「はっ、その時言えよ。恥ずかしっ。」

「あははっ、ごめんごめん。・・・あのお守り、ずっと持っててくれたんだね。家で見つけたよ。」

「・・・あぁ。あれは俺にとっては結糸の身代わりみたいな物だったよ。あれを見る度に、結糸の事を思い出してた。」

「うん。・・ほら、元々これは私の物だから返してもらったからね。あれ以来ずっと付けてるんだ。」

「ここを出れば、もうそんなの必要無い。俺はもう大人だし、結糸の事を守る事だって出来る。だから・・・。」

「だから?」

「一人で頑張らなくてもいいんだ。一人で変えなくちゃって考える必要なんてないんだよ。」

「・・・はは。・・・勿論っ、そんな事考えて無いよ。」

「気持ちが焦ってるのも分かる。だけどもう少しだけ待ってくれないか?結糸が誰かを守りたいように、俺も結糸を守りたいんだよ。・・・頼む。」

「・・・だから別に・・別に私は。大丈夫、冬真はいつだって私と一緒にいる。寧ろ重なってる位だよ。」

「・・・そうだな。じゃあ結糸、何もかも済んだらゆっくり話したい事があるんだ、二人で。」

「話したい事?分かった。じゃあ、その時まで・・待ってる。」

「あぁ、それじゃあまた来て。」

「うん。ばいばいっ。」

ここにも又超能力者が一人。

世界には私が知らぬだけで、思いの外超能力者は溢れているのかもしれない。

或いは私が恐ろしく単純で、考えを予測するなど取るに足らない事なのだろうか。

どちらにせよ私の持つ頑固さと定められた人生には到底敵わない上に、私以外の誰かが傷付くのはもう耐えられないのだ。

冬真と共に村を変えに行くなどもっての外、幾ら頼まれようとも私が頷く事は決して無い。

そうなれば襲うは自身の行動力の無さであり、この三ヶ月私は一体何をしていたのだろうか。

皆が苦しんでいるにも関わらず、ただ指をくわえ見ていただけの自分に腹が立ち仕方がない。

その非情さは罪にすら値するのだと、私はこれから嫌と言う程思い知らされるであろう。

刑務所を出て帰路の途中、鞄に降り注いだ鳥の糞に今日一番最悪な出来事だと嘆く私は、まだそんな未来を知る由もない。

「・・・陽ちゃん?」

「・・・・・結糸ちゃん。」

「陽ちゃんあのねっ、実は話したい事が沢山あって、私達小さい頃・・。」

「来ないでっ。・・・消えて。私の前から早く消えてっ。」

「・・え。あ、そうだよね。ごめん。でもちょっとだけ話させて。その、怪我は・・。」

「消えてって言ってるじゃん。・・怪我は大丈夫かって?見たら分からない?・・・結糸ちゃんあの村の子なんでしょ?」

「うん。」

「本当にやめてよ。あんたも、あんたの母親も、あの村も。・・・全部あんた達のせいで私の人生終わりよっ。」

「・・・・陽ちゃん。」

「早く行って。・・行って。うわぁっ・・きゃ。」

「陽ちゃんっ。待って起こしてあげる。」

「来ないでっ。お母さんっ。」

「陽っ、どうしたのっ。ちょっと待って起こすわっ。・・・あなた誰?まさか陽に何かっ。」

「違うよお母さん。私が引き返そうとしたらここに乗り上げちゃって、勝手に倒れたの。・・・行こう。」

「・・・待って。待って陽ちゃんっ。私、必ずあの村を葬り去る。必ずっ。そして私の大事な人達を守ってみせるからっ。絶対にっ。」

あの衝撃的な事故から何とか命を取り留めた陽ちゃんに安堵していた私は、最低な人間である。

助かったなら良かったと、それ以上は何も気に掛けていなかったのだ。

しかし目の前に突如現れた彼女は、例え命はあれど、言葉を失う程痛々しい姿であった。

当時曲がることの無い方向に曲がっていた右腕は、元に戻ってはいたもの装具を付けており、足が動かないのか車椅子に乗っていたのである。

そして何よりも衝撃であったのは、あの明るく眩しかった笑顔は消え、まるで死人の様な表情を浮かべていた事だ。

この悲劇を前に私がどれ程自分の事ばかりを考え生きて来たのか悲観的になろうとも既に手遅れで、立ち去る二人の背中が物語る憎悪と悲しみが体へ伝わり、それが爪の食い込む握り拳と大粒の涙へ姿を変えようとも、現状は何ら変わる事は無い。

故に私が悲しんではならないのだ。

悲劇はいつ何時も私では無く、私の周囲で巻き起こっていると言うのに、悲しんでいい筈が無いのである。

そして立ち止まる事も許され無い私は、再び歩き出した。

見上げると地上を照らしていた太陽は姿を隠し、吹き荒れる風は湿っている。

それを神から送られた何らかの合図だと受け取る私は、きっとどうかしている。

「お母さんただいまっ。大丈夫だった?・・・お母さん?お母さん何処っ。」

地上が陰り始め間も無く、雨は降り始めた。

自分の不甲斐無さに落胆し帰路に着くと、室内は静寂と化し、近頃では頻繁となった母の独り言さえ聞こえては来ない。

母は大人であり、私が家を空ける間一人外に出ようと何ら気に掛ける事では無い筈が、この妙な胸騒ぎは否応無く私の足を突き動かすのだ。

激しく降りしきる雨の中、息を切らし走る私はずぶ濡れで、これは決して雨に打たれたい気分だった訳では無い。

しや母が自殺するく家を出たのではないかと気が気では無かったのだ。

しかしながらそればかりが頭の中を支配し、思考などまるで働いていない為、頭はただ足と手を動かすと言う指令だけを発し、一向に使い物にはならない。

するとそれは“空回り”と名付けられ、所謂いわゆる無意味な行動として部類されるのだ。

私はその方程式に見事当てはまると、どれだけ探しても見つからないと言う結果を招く始末である。

わざわざ外を走り回らずとも、運命などあちらから私の元へ歩み寄ってくると言うのに、何故空回りなど起こそうか。

散々走り回った挙句、漸く思考が安定すると、このまま家に戻れば何事もなく母はくつろいでいるかもしれないと、次に頭は帰宅を指示したのである。

するとやはり運命は、自宅前の路地で立ち尽くす私の元へ、ゆっくりと近付いてきたのだった。

「・・・まだ、家に帰ってない。・・・・何処にもいない。どうしよう・・どうしよう。・・・・・お母さん。お母さんっ。」

「あらぁ、結糸。傘もささずに、びしょ濡れじゃない。」

「今まで何処に行ってたのっ、探したんだよ。もう・・・怖い事やめてよ。」

「おばあちゃんの墓参りに行って来たのよ。死んで漸くね。親不孝な娘よ。」

「そうだったの・・そっか、思いつかなかった。」

「そうよねぇ。お母さんがお墓参りする訳ないって思うよね。考えてたの、あの時くれた手紙には何て書いてあったんだろうとか、私がいなければおばあちゃんも、お父さんも死なずに済んだのかなってね。・・・きっと恨まれてる。」

「そんな事ない。ただ一言、ごめんねって言ったら許してくれる人だよ二人は。」

「そうかなぁ・・どうだろうね。・・・お父さんに会いたいわ。あの村の何処かにある亡骸をきちんとお墓にしてあげたい。お母さんが何かを望むのは許され無いって分かってても、それが最後の望みかな。・・・叶わないけどね。さっ、中に入ろう。風邪引くわよ。」

「叶うよっ。・・・叶えてあげる。」

「結糸。ふふっ、ありがとう。いいから、行きましょう。」

正午から降り続けた雨は日が沈むと同時に上がり、辺りは静けさを取り戻していった。

それはまるで私の心情を彷彿ほうふつとさせ、心が晴れて行く様を目で確かめているような感覚である。

しかし心が晴れているのは私ただ一人であり、冬真も陽ちゃんも、目の前でぎこちない笑みを浮かべる母も、未だ雨が降り続けているに違いない。

故に私は今日と言う日に決意と言う名を付けた。

雲の隙間から覗く月明かりが照らす中、誰かを守る為に生きようと決めたこんな日に丁度良い名である。

そう決めた途端に、今日も変わらぬ一日だろうと何かを諦めていた先程までとは全てが違って見えるのだと言えば、きっと馬鹿にされるだろう。

恐らくこの感覚は本人にしか理解出来やしないのである。

冷えた体を湯船に沈め、母と手を繋ぎ眠る夜も、昨日と同じ様で同じでは無い。

翌朝窓から差し込む日の光も、無論昨日とは何処か違うのだ。

そんな新たなる一日は泥棒の真似事から始まり、母に気付かれぬよう足音を殺していた。

そして今日こんにちまで然程使い道の無かった包丁を鞄に入れると、最後に石のペンダントを手に取った。

これで準備は全て整い、急ぎ外へ出なければと分かっている筈が、私は未だ机の上にある紙やペンと睨めっこしているではないか。

何度も何度も最悪の事態を想定し、何か書き記しておこうと考えては言葉を飲み込み、動きたい手と止めたい思考の攻防戦である。

暫く続いた攻防戦の末、私が何を書き記したのか。

それは昨夜自身の存在に絶望する母が、傘を持ち外へ出た理由と同じで、誰もが今にも消えそうに小さな希望であっても、捨ててはい無いと言うことである。

斯くして私は、あたかも長文を書くくし準備したような大きな紙に『夜には帰るから』とだけ一言と残し、静かに玄関の扉を閉じた。

「新しいメッセージが一件あります。三月十日二十時三十二分。」

『環さん、締め切り明後日ですからね。最後何だからお願いしますよっ。忘れ無いで下さいねっ。』

「・・・・ただ今電話に出る事が出来ません。ピーと言う発信音の後にお名前とご用件

をお話し下さい。」

「昨日は電話に出れなくてすいません。・・朝だからまだ寝てますよね。締め切り忘れてませんよ。今日は用事があるので、戻ったら持って行きます。・・・もし明後日になっても連絡が無かったら、家に母がいますので原稿を受け取って下さい。今まで本当にお世話になりました。ありがとうございます。それじゃあ。」

私は運命の上に立ち、進む先に見える大きな太陽に向かい歩く。

もう決して後ろを振り返る事はないが、左手に持つ石のペンダントが冬真と手を繋いでいるように見えているのではと、ほんの少しうつむいた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る