32話 いざ! 魔王の城へ!
道中魔物に襲われることもあったが問題なく蹴散らすことができた。
そして魔王の城の前まで辿り着く。
「ここからは慎重にいこう」
「うん」
「了解」
「わかりました!」
俺達は門番に話しかけた。
「すみません。勇者のパーティーの者です。魔王様にお目通りしたいのですが」
「失礼ですが、あなた方は本当に勇者の仲間なのでしょうか?確認のためステータスプレートを見せてください」
「これでよろしいですか?」
俺はステータスプレートを見せる。
「はい。確認しました。申し訳ありませんが魔王様は現在取り込み中でして会えるのは明日以降になります」
「そうですか。わかりました」
俺はステータスプレートを返すとその場を離れた。
あえて押し込まなかったのは魔王が留守じゃないかの確認の為だ。
更にさも普通に会いに来ただけと思わせて油断をさせる戦略でもあった。
結果は上々だ。
決戦は明日か。
「今日はここで野営をする」
俺はみんなに告げてテントを張る。
それから夕食をとり、交代で見張りを行う。
そして翌朝。朝食を食べた後すぐに出発することにした。
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