【設定】 勢力、種族、王国、王立学院

■勢力


 ▼東部

  獣人族領

  丘陵地帯

  定住しておらず、群れごとに転々としている

  王国領・魔族領と国境を接している



 ▼西部

  帝国領

  人族のみ

  全体の三分の一を占める

  戦力として騎士団、及び、竜と呼ばれる者を擁している

  川を挟み、王国領・魔族領と国境を接している



 ▼南部

  エルフ領

  大森林地帯

  国交は閉ざされており、侵入を拒んでいる

  王国領と国境を接している



 ▼北部

  魔族領

  全体の三分の一を占める

  荒地、渓谷、山

  魔族と魔獣の住まう領域

  帝国領・王国領と国境を接している



 ▼中央

  王国領

  人族、エルフ、獣人族が住む

  他領域全てと国境を接している

  戦力として戦士団を擁する

  元は帝国領だったが、当時の王弟が独立した経緯がある






■種族


 ▼人族

  寿命:100前後

  魔術:遺伝はせず、稀に備わっている資質

  備考:



 ▼エルフ

  寿命:200前後

  魔術:純血・混血を問わず、必ず備わっている資質

     種族固有の生命魔術がある

  関係:不干渉

  備考:

     ホワイトブロンドの髪と特徴的な尖った耳を持つ

     成長は人族と変わらないが、老化が極めて遅い

     仕来りにより、読み書きを禁じている

     また、領地を出た者は、二度と戻ることは許されない



 ▼獣人族

  寿命:50前後

  魔術:適性無し

  関係:友好的

  備考:人族に獣の特徴を足したような容姿

     人族に比べ、2倍の成長速度を誇る

     また、繁殖力にも優れる

     人種随一の身体能力を有している



 ▼魔族

  寿命:不明

  魔術:適性無し

  関係:敵対

  備考:二足歩行の獣に似た容姿

     人語を解さず、他の種族に敵対的

     獣人族を攫い、魔獣を生み出す

     両性具有で繁殖能力が高い



 ▼魔獣

  寿命:不明

  魔術:不明

  関係:敵対

  備考:幼生体から成体へと成長

     成体になると交配が可能となる

     人種共通の敵

     両性具有で繁殖能力が高い



 ▼竜

  寿命:不明

  魔術:不明

  関係:不明

  備考:伝説上の存在

     帝国との関係も不明



 ▼精霊

  寿命:不明

  魔術:不明

  関係:不明

  備考:伝説上の存在



 ▼交配について

  魔族x獣人族  ⇒ 魔獣 ※母体は出産時に死亡

  魔族xエルフ  ⇒ 魔族

  魔族x人族   ⇒ 魔族

  獣人族xエルフ ⇒ 獣人族

  獣人族x人族  ⇒ 獣人族

  エルフx人族  ⇒ エルフ


  魔獣x魔獣 ⇒ 魔獣 ※親の特徴を引き継いだキメラ型






■王国


 中央に王都を置き、東西南北の区に辺境伯を据えている

 魔獣の存在により、北と東は危険度が高い

 最多は人族だが、多種族との混血である亜人と共存

 帝国に対抗し、魔術師育成に力を注いでいる



 ▼中央:王都

  人族が多い

  王宮、王立学院、魔術局、戦士団組合本部、などがある



 ▼北区:魔族領と接している

  魔獣討伐と鉱山業が盛ん

  王国最強の戦士団を擁する

  辺境伯が私財を投じて、国境に壁を建設

  壁には巨大な門が敷設されており、定期的に開放して魔獣を間引いている



 ▼東区:獣人族領と接している

  獣人が多い

  養護院がある

  王国内で一番危険な地域

  北壁ほくへきができて以降、魔獣の被害が増加している

  復興もおぼつかず、財政難

  魔獣目当てに多くの戦士団が滞在



 ▼南区:エルフ領と接している

  畜産、酪農、農業などが盛んで、王国の食料源



 ▼西区:帝国と大河を挟んで接している

  人族が多い

  商業で栄えている






■王立学院


 ▼概要

 王都に設立された国営の教育機関

 国と貴族の寄付金により運営

 入学費用を始め、在学中の諸経費は全て無料

 10歳で入学、初等部5年、中等部3年

 全寮制




 ▼進路

 初等部修了

  一般教養を身に着けられるため、この時点で卒業も可能


 中等部修了

  貴族子女であれば、王国の文官や衛兵への推薦

  魔術師であれば、魔術局入りが決定




 ▼施設

 学院全体は高い塀に囲まれている

 出入口は正門と裏門の二箇所

 事務棟、教育棟、研究棟、学生食堂、学生寮、演習場がある


 事務棟:各種手続きを行う学生課、教師の個室などがある

 教育棟:いわゆる教室

     階により学年が異なる

     図書室があるのも此処

 研究棟:魔術師用に新設

     室内に於ける魔術に関する授業は此処で行われる

     魔術の適性に応じ、魔術毎に部屋を分けて教えることもある

 食堂 :主に学生の昼食で利用される

     教師や職員も利用

 学生寮:学生の宿泊施設

     朝夜の食事も此処

 演習場:戦闘訓練や魔法実習などで利用

     地面は砂と砂利が敷き詰められている




 ▼授業内容


 初等部

  読み書き:文字どおり

  計算:算数

  歴史:主に王国史

  魔獣防衛論:現在判明している情報の提示

        遭遇時の対処法など

  戦闘訓練:素手、及び、武器有りで行われる対人訓練

  魔術基礎:魔術師のみの専科

       基礎、近距離、単体

  礼儀作法:魔術の才を持たぬ貴族のみの専科

       言葉遣い、姿勢、歩法、テーブルマナー等


 中等部

  読み書き:初等部に比べ、割合減

  計算:初等部に比べ、割合減

  歴史:初等部に比べ、割合減

  魔獣防衛論:初等部に比べ、割合減

  戦闘訓練:初等部に比べ、割合増

  魔術応用:応用 遠距離、範囲、並列処理、複数属性

  礼儀作法:初等部に比べ、割合増




 ▼備考

 元々は貴族の子女のみを受け入れていたが、近年になり、魔術師の育成のため、平民であろうとも魔術の才のある者は入学を認めている


 

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