第6話 詐欺?と知りつつ開く俺
「何々——?」
俺はなんかたくさん書かれている文字。先ほどの表示されていたメッセージの続きを見てみた。
『——
「……」
なんだこれ?
なんかめっちゃ長々と意味のわからないことが書かれていた。いや、わかる言葉もあったけどさ……謎。
「怪しくありません。とか言ってる時点でめっちゃ怪しいわ」
俺はそんなことを呟きつつ。ゲームみたいということは、自分のキャラクターを作り。なんかその中で動かすのか?個人的には、昔よくやった狩猟のゲームとか見たいに体験できるなら。ちょっとはやってみようと思うが。でも市がする社会実験ってことは。一時期。それこそウイルスが流行っていた時に出ていたものと似ているのだろう。パソコンの画面を見つつ。自分の分身を操作して。コミュニティ。グループのところに入り作業を――とかだろう。
って、俺は何を考えているのか。かなり疲れているからか、現状から現実逃避したくなっているようだ。これは詐欺メッセージなのに何を真面目に考えているんだよである。普通はとっとと削除しろだな。ってか。開くなよか。もう一度言っておくが、良い子は知らないメッセージを開かないように。
ちなみに、久しぶりにゲームのことをちらっと思い出したから余談で話すと。昔の俺はゲームをよくした。
ぼっちで。
ここ大切。1人で。それも協力プレイが売りのゲームでいつも1人でやった。誰も協力してくれる友達がいなかったな――思い出したら悲しくなるじゃねえか。そんな昔の事はもう忘れたんだよ。マジ何余計な事思い出させるんだよ。このメッセージは――って、勝手に自分で思い出したのか。
いや、だってよ。教室内とかで周りから楽しそうな話が聞こえたら興味出るじゃん。それをきっかけに――とか思うじゃん。それでゲーム買うだろ。ちなみに俺は中古でゲットしたな――この情報は不要か。
とにかく。ソフトと本体があれば――と、思っていたら。仲間とするには月額料金払え?ふざけんなよ。高いソフト、本体買ったのにらさらに請求って、どうなってるんだよ!あとネット環境必須?ないよ!だったな。
結果1人で苦戦しながらも、レベルカンストしてやったよ。みたか。1人でもコツコツやってれば……って、もしかして、今の職場でも折れずに1人でやっていけているのはこの時の経験が……ってか、マジで俺。何を1人で語っているのか。ホント疲れてるんだ。ヤバイわ。早く帰って寝よう。疲れすぎて勝手にいろいろ考えて語ってしまう。
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