ラストの母親への感情が酷くリアルでした
オリジナル百合小説を書いてます。 好きな作家 ・梶井基次郎 ・宮沢賢治 ・アンデルセン など
受験勉強や成績を評価軸に親子の関係が描かれます。親は期待という色眼鏡で、自分勝手に子供に裏切られますが、子供の心の傷は見えません。野球、生徒会等、主人公と外との関わりは世界を開く扉とはなりませ…続きを読む
生々しい空気感を出すのは間違いなく表現力。温かみ溢れる状態での比喩表現にはとても共感できる分、逆に悍ましい状況での比喩表現は怖さと不穏な空気に叫喚せざるおえません。セリフが少なく、淡々としている…続きを読む
間川さんが小説を通して書かれる世界は、すごく悲しかったり残酷だったりするものが多くて、この作品もそう言えると思います。「家族」というものは、時には幸せをもたらしてくれる存在でありながら、歯車が噛み…続きを読む
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