コメント、失礼いたします。
とても素敵なシーンですね。
胸に去来するものがあり、涙目になりました。。
辛い過去を背負いながらも、今を必死で生きていこうとする紡久くん。
紡久くんの心や気持ちを、必死で理解しようとする侑子ちゃん。
どう表現したら良いか分かりませんが、共感し合える絆でしょうか。
友情とか、色恋とか、そういったものよりも、
もう一段深いところで結ばれた関係のように感じました。
この先の展開が楽しみです!
作者からの返信
こんばんは。
いつもありがとうございます!
侑子と紡久を結びつける縁があったとしたら、ただ単に同じ世界を知っている仲間というだけではなく、もう少し踏み込んだ仲にさせたいな、と思って書いた場面でした。
その為には受けた傷、味わった苦しみを、ほんの少しでも相手に見せないといけないだろうと思いつつ、本当に見せることはできるのか? 私だったら、無理だろうななどと、結構葛藤がありました。
下東さんの作品では、さっちゃんや駿くんが自分の抱えたトラウマを、それぞれが乗り越える描写がドラマチックに描かれていて、素敵だなと常々思います。
小説って、登場人物たちの独立した個性や考え方に、作者の思考やシーンを書いた時の思いが混ざり合っていくものなんだなぁと、改めて面白いなと感じます。
そんなことに気づかせていただいて、ありがとうございます。
この先もお付き合い頂けたら嬉しいです!
こんにちは、コメント失礼します。
侑子ちゃんと紡久くん、同じ世界から来たけれど、境遇の違う二人……「別の世界に来てしまったら『元の世界へ帰りたい』と思うだろう」という感覚がひっくり返された感覚でした。紡久くんの抱えてきたものに、胸が痛む思いです。
それに寄り添おうとする侑子ちゃんも素敵ですね。無理に聞き出せない、下手なことを言ってしまうこともある、「人に寄り添う」ということは難しいですが、どうにか乗り越えてほしいです。
先も楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
現実でも色々な事情を背景に生きている人がいる中で、一言で「寄り添う」と言っても手段は様々ですよね。
まだまだ10代前半の侑子と紡久の関係性では、どんな寄り添い方がしっくりくるんだろう? 多分紡久に起こった事件は、この時の侑子には想像すらできないことだろうな、などと色々妄想も捗った話でした。
今後も読んで頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。