ごきげんよう、完結おめでとうございます、ちょっと、泣いてしまいました。
そうか、バンシーは、妖精さんになろうとしていた老猫ちゃんの今際の際を悟って、嘆き悲しんでいたのか。ドレスを着ていたというのは、人間じゃなくて妖精さんを悼むため、なのでしょうか。
猫ちゃんは寿命を悟ったら姿を隠すといいますものね、妖精さんになる準備なのかな、とも思いました(日本で言うと、猫又になる? 日本の場合は妖怪さんですね)。
そして、グレアムさん!
回復の兆しが! 療養として静かな田舎町にきたことが、心に何らかの影響を与えたのかもしれませんね、事件解決に活き活きと挑んだカギ娘ちゃんの姿が「レディ」の一言に結びついたのかもしれないなとも思えました。
私も猫ちゃんを飼っているので、将来訪れるだろう別れと、そしてグレアムさんの回復の兆し、カギ娘ちゃんの心の動き、そしてそんな娘さんを心より心配されているお母さま、登場人物それぞれのドラマが見える素敵なお話でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
ごきげんよう、しのぶ様、最後まで追いかけてくださってありがとうございます!
そうです、妖精としての猫を悼むため、着飾ってその死を嘆いていたのが今回の「喘ぎ泣く貴婦人」でした。
僕の母方の祖母の家はいわゆる猫屋敷だったのですが(どういうわけか近所の猫たちが集まる)、猫って本当に寿命が近づくと姿を見せなくなるらしいですね。この間までピンピンして姿を見せていた野良猫がさっぱり……なんてこと、あったらしいです。
妖精や妖怪になるために姿を隠していたのだとしたら……また小説が書けそうですね!
グレアムくん、少し回復の兆し。田舎町に来てふと心の澱が流れていくことってありますよね。彼の症状も少し、緩和されたのかも。
このハンドクリームのシーンは本編解決時からずっと頭にあったもので、こうして形にできて、二人の関係も少し進んだかな、と思います。
また来月、今度はクリスマスになるのかな、書いてみたいと思います。
こちらこそ、読んでくださってありがとうございました!
おおおおおグレアムうううう😭😭😭😭😭
その言葉、きたああああ😭😭😭😭
これは明るい日差し😭😭😭
このような短編でちょっとずつ回復していくのかもしれないな!!!という妄想…
カギ娘ちゃんの活躍もまた見れて良かった😭😭
作者からの返信
グレアムの「レディ」って久しぶりだったか、と思ったらそうか。8月ごろに連載終わったんだもんな。あっという間だぜ……。
スピンオフで二人のことこつこつ書いていきたいお気持ち。進展があるかはさておき……。