1992・8・2 スプーン・地下四階・残飯



1992年8月2日(日)



古いコンクリートの建物。


初老の男性から必死の形相で

地下四階の倉庫の中にこれがあるから探して欲しいと

ポラロイド写真を見せられる。

それにはスプーンがぐしゃぐしゃになったような

何だか分からない小さなもの。

どこにあるか分からないし、

沢山物があるので大変だが懇願されている。


仕方なくエレベーターに乗ろうとするがなぜか乗れない。

やむを得ず煤けたコンクリートがむき出しの

階段を下りて行く。

女の子三、四人で勢いよく降りて行くが辛くはない。


地下三階につくと工場の様でむき出しの機械があり、

残飯がいっぱい落ちている。

これは捨てるものだと誰かが言う。

それは給食の残りらしく、

その量を見てこれはいけない事だと思う。


そしてそこを過ぎて地下四階についた所で目が覚めた。




補足:


前の夢から一年開いているが、

その間にわたくし出産致しました。

ぐしゃぐしゃの睡眠不足でその頃の記憶がほぼない。

夢も覚えられなかったようだ。


ポラロイドに写された頼まれ物は

スプーンの柄が伸びて絡み合っているようなもの。

一体何であるかさっぱり分からないが、

不気味なものであるのは確かだ。



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