1991・8・2 自転車・高速道路・国道一号線



1991年8月2日(金)



私は日本一周も出来そうな自転車に乗って道を走っている。


この私はスポーツが得意そうな体の引き締まった

大柄な若い女性である。


私は道が分からなくなってしまって高速道路に入る。

清水(静岡県?)に向かっているようで東に行く。


走っているとバイクの事故が遭ったらしく、

中央分離帯の所にヘルメットをかぶったライダーが

何人も集まっている。


事故の直後でまだ怪我人がいるようで

私は手伝った方が良いのかと思うが、

怪我人の様子がずいぶんと酷いのでそのまま行ってしまう。

道路にはガラスの欠片が散らばっていている。


やがてサービスエリアが見えて私はそこに入る。

次のインターで降りるつもりだったが

全然つかないので少し焦っている。


どうしようかと迷っていると同年代の女性がいて、

責任者に相談したらと言う。

サービスエリアのビルの中を探すと

男性がいてその人が一番偉い人らしい。


ビルからは高速を走っている車の様子がよく見えて、

東京方面はずいぶんと混んでいてトラックが多い。


聞くと次のサービスエリアまでは

今まで来た分の倍はあるらしい。

そうなると目的地までどんどん遠くなるので困ったと思うと、

男性がちょっと待っていて下さいと

他の人に相談するために行ってしまう。


私は反対車線に行けないかなと考えていると、

さっきの男性が地図を書いた紙を持って来て、

ここを出てしばらく行くと駅があるから

そこから行きなさいと言う。


とても親切にしてもらい、

ここまでの高速料金を払うためレシートを見せると、

自転車でそれにここは途中なので

こちらでどうにかしますと言われる。


私はここで高速を降りて自転車で走り出すが結局電車には乗らず、

国道一号線を見つけたのでそれに沿って走り出す。





補足:


当然だが高速道路は自転車で走ってはいけない。

これは夢なんで、はい。


実はわたくし自転車を乗るのが大変に下手である。

自転車に乗ったまま足を地面につけることが出来ない。

子どもの時に自分の体に合った自転車を買ってもらえなかったので、

大人の自転車を乗るしかなく、

停まるといちいち降りて再び走り出す時は

けんけんと勢いをつけて乗る事しか出来ない。


今の時代はたいてい子どもには自転車を与えると思うが、

ケチって大人の自転車を乗れと言ってはいけない。

大人になってからでは矯正できない。


とどうでも良い話である。


静岡県清水市は通り過ぎた事はある場所であるが、

今調べたところ今は無くなってしまったようだ。

2003年に静岡市と合併し、清水区となったようだ。

無知で申し訳ない。





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