第26話 帰ってきました。カルロヴィの町です。

 ※ ※ ※ ※ ※


「まぁ、何とかカルロヴィの城壁が見える処まで戻ってこれました」

「もう夕方ですね」

「そうだな」

「遺跡都市から帰り道に、7日間でしたね」

「ウン。思ったよりも、早かったな」

「さすがに、青き深淵の森はきついですわ」

「オークはともかく、オーガに遭遇するなんて。絶対にやられると思いましたね」

「カルロヴィから近いのに、あんな怖い奴、初めてでした」

「でも、一匹だけだ。運が良かったんだよ」

「しかし、コショウってあんな使い方があるなんて知らなかったです」

「ウン、王都で聞いていて良かった」

「だね。あんなにクシャミが出るんだ。塩は目潰しに使えたし。勉強になったわ」


「人死にが、出なかったのはラッキーだった」

「あいつらも、良く生き残れたもんだと思うよ」

「荷運びと警護ですものね」

「約束した報酬はかなりの額にですから、頑張れたんでしょう」

「そうですね。渡し過ぎかもですよ」


「あのー。思うんですけどー」

「どうしたの?」

「私達、帰りもリョウター様に送ってもらえば良かったんじゃないですかね」

「「「ゲ!」」」

「で、でもね。森の大賢者だよ。帰りも送って下さいとは言えないだろう」

「そ、そうですよ。さすがに、雇い馬車代わりにするのは失礼ですよ」

「確かに。……でも、次はどうするんですか?」

「そうだった! どうしよう」


「アリーヌ。どうしようと言っても、あんた王都の学園を出た魔法使いだし、そこそこ有能なんだからー。このパーティの唯一の頭脳と言っていいんだから。チャンと言ってくれないと」

「だって、皆は当然の様にしてたし、何となく言いづらかったしー。そ、そう、空気を読んだんだよー」

「脳筋と言われるディアナだって、おっちょこちょいのアリーヌが一番だと思っているんだ。頼むよ」

「ひどい言い様ね」

「だって本当の事だし」

「いまさら言っても仕方ないが、転送陣がなかったら、深淵の森など到底抜けられんだろうな」

「そうですよ」

「怖いオーガにも会うしねー。もっと強力な魔獣だって居るはずだ。無理だろう」

「やっぱり問題は、両転移門までの安全確保になりますね」

「遺跡都市の転移門まで森の中を50キロかー。白き塔からキャンプ場は5キロぐらいかな。55キロだな」

「転送魔法陣なら、あっという間に移動できますから」

「エェ、遺跡の転移門まで、7、8日ぐらいはかかります。リョーター様の転送陣は町まで10キロぐらいの距離で1、2日です。この差は大きいですよ」

「そうだな」

「何とかしないと」

「そうは言っても、次回は無理ですね。行きは今回と同じように遺跡都市ですねぇ。帰りは、リョウター様に転送陣を頼めれば……ですかね」

「頼み方によるでしょうけど、リョウター様ならウンと言ってくれそうですね」


「マァ、難しい事は後にして、荷を手に入れて無事に帰れたんだ。祝おうじゃないか」

「だな。祝杯だ」

「「「「賛成」」」」

「じゃ、取りあえず宿に行って荷物を置いたらご飯にしよう」

「そうそう、ガーディアンも一緒にな」

「やっぱり、いつもの食堂ですか」

「そうがっかりするな」

「リョウター様の料理とはほど遠いが、慣れればそれなりに良いはずだ」


 ※ ※ ※ ※ ※


 いつもの食堂はそれなりに喧噪に包まれていた。ツアーズとガーディアンズの親睦を兼ねた打ち上げの食事である。手には、なみなみと注がれたエールのジョッキを持っている。


「「「「「カンパイー!」」」」」

「ヨ、お疲れ様」

「アァ、ホント。疲れたよ。なにしろ小麦粉、砂糖、コショウ、飴、塩とレトルトカレーにマヨネーズだったか。200キロ超えだぞ」

「こんな処で大きな声出さないの。それに失ったのもあるんだから」

「すまんかった。うっかりして。でもな、コショウはクシャミだろ、小麦粉は目くらまし、塩は目潰しに使ったんだから」

「一番効果のあったコショウは、最後まで使うなと言われたんだぜ」

「そうだぜ、必要経費と思ってくれよ」

「そうかもしれませんね」

「シモナ。ティモテだからといってフォローするんじゃない」

「そうだぞ、砂糖とコショウはほとんど無事だったんだ。勘弁してくれよ」

「じゃ、今回は特別だよ」


「良いよなー。あれだけあたったら、今年どころか来年も働かなくていいぐらいだな」

「何ってんの。あんた達はリョーター様から頼まれた「へびりんごーごー」の独占販売があるでしょ」

「確かにコショウ等の売り上げ利益の2割と、人夫として倍払いと言うのはありがたい。でも、お前達も採ってたじゃないか。あれぐらいの余禄は良いんじゃないかい」

「そうだ、そうだ。それに苦労して販売しても、売れたら3割はリョウター様の物だしな」

「何言ってんの「へびりんごーごー」が、売れない訳無いでしょー。私たちの場合はお肌に良いから「へびりんごーごー」は売らないわよ」

「そうなのか」

「オィ、食わないなら貰うぞ」

「ダメ。私の皿を触るな。いまから、食べるのー」

「ァーアー。私達、ここの料理に慣れていたんですねー」

「ウン。残念ながら、私達は完全にここの食事に慣れているんだよなぁ」

「現実から、目を逸らしても無駄って事ですよ」

「美味くと言うか、懐かしく感じるんだからな」

「ホントねー」


 ※ ※ ※ ※ ※


 帰還途中にオーガとの遭遇戦が有った為、這う這うの体で逃げた彼等であるが、かなり運が良かったといえる。冒険者達はカルロヴィの町に持ち帰れた品からは小麦粉を25キロ、塩とコショウを1キロと僅かな量を失っただけだ。


 目潰し替わりに小麦粉や塩が効かないと見るや、最後の手段としてコショウを投げつけた事が幸いしたのからだろう。さすがはプロである。荷の多くは無事だった。で、早速に冒険者ギルドに持ち込んで現金化である。


「ギルド長、どうします? 全量、購入しますか? もちろん現金です。お返事はイエスかノーで」

「マ、マ、そんなに慌てなくても。コショウなんてのをキロで扱うのは、この支部ではもの凄く珍しい事なんだから。それも2.5キロだぞ」

「ムー」

「買取記録によると、一瓶の塩300gが銀貨一枚。砂糖1キロは王国金貨1枚だろ。コショウ100gが王国金貨5枚だったとあるんだがな。それにだな。直ぐに全額を用意するのだって難しいんだ」

「ムムー」

「前回と一緒の単価ならどうだ?」

「お話になりません。ね、アリーヌ」

「その通り。だが、商人や貴族からの引き合いが増えて、今ならその倍出しても惜しくないはず。ちゃんと裏は取ってある」

「ムムムー」


「埒が明きませんね。いいでしょう。ここからの交渉はシモナに代わり私アリーヌがいたしましょう。このような珍しい品、単に値段が良いというものでもありません」

「ウ、ゥーン」

「ギルドとは長い付き合いですからね。時間が有れば、ギルド長の納得いくまでお話しても良いんですが、私達にも都合が有ります」

「ゥーン」

「幸いな事に、私達は雑貨店のご主人とも親しくさせて頂いておりますしー」

「エー」

「マァ、これだけの物を用意するのは中々骨が折れまして。今後の事も有りますし、出来ればギルドにと思っております」

「分かっているって」

「今なら雑貨店に行くのを止めれると思うのですが……。正直言って、気の短いディアナをいつまでも抑える事など出来ません」


「そうは言ってもなー。倍だと……」

「良いじゃないですか、ギルド長。これだけの品を王都に送ればすぐに何倍にもなりますよ」

「そうかなぁ」

「ギルド長。大量のコショウに砂糖です。絶対に評価されますよー。ひょっとしたら、王都の本部に栄転出来るかもしれませんよ」

「そうかなー?」

「決まってます。ヨ! 商売上手なギルド長」

「良いのかな?」

「砂糖1キロは王国金貨1枚だから金貨で40枚になります。コショウは100gが王国金貨5枚だったから金貨250。飴の5キロは、砂糖と同じ金額で金貨5枚。合計295枚ですが、倍の590枚。これ以上お時間を頂くのもなんですから、切りよく600枚でどうです?」

「エ! 600」

「雑貨屋さんのご主人は物分かりが良さそうでしたよ」

「ウウン、そうなるかー。じゃ、仕方ない。金貨600枚で手を打とう」

「そうですね。頃合いでしょう。良い買物されましたよ。では、現金でお支払いをお願いしますねー」

「エー、王国金貨600枚だよー。王国ミスリム貨だったら60枚になるんだぞ」

「無いわけではないでしょ」

「イヤ、カツカツだぞ。ギルドの運営費だけでは足りんから、領主様から融通してもらうかぁ」


「2日ぐらいなら待ちましょう。なら、あと一つ条件が有ります。おまけみたいなもんですが、神殿前広場の露店市に出れる許可をお願いします」

「あれは、本来なら審議期間と料金がいるん……」

「晴れの日、1日で良いんです」

「でもなー」

「OKで良いんですね。有り難うございます。みなさんもギルド長にお礼を言って」

「「「「ありがとうございました」」」」

「エェー、ウーン。まいったなー。君、アリーヌとかいったね。ほんとうに魔法使いなのかね。裏は取っているなんてどこから知ったんだい」

「適当に言った」

「エェー、貴族の迫力だったよ。冒険者にしておくには惜しいぐらいだ」

「ハイ、私もそう思う」

「言葉遣いが違っている?」

「あれは、ここぞと言う時の交渉モード」


 ※ ※ ※ ※ ※


「露店の許可がとれたのはラッキーだった」

「やはり、アリーヌが話して正解でした」

「世の中、搦め手で攻めるのが成功の秘訣」

「アリーヌの性格は分からん。でも、これでまっとうに売れるな」

「ポップコーンだね」

「私は、てっきり男達の「へびりんごーごー」の為だと思ったんだけど、違うんだー」

「それも大丈夫。チャンと考えてあるから」


 このポップコーンの入手についてはサイドストーリーがある。事はキャンプ場のコテージで夜食のプラスアルファとして出された処から始まっていた。


「この袋に入ったポップコーンは、リョーター様がくれたんだ」

「リョーター様がマヨネーズを忘れたんで、すまんかったと言って渡してくれたのよね」

「アァ、あのディアナの迫力なら、何か差し出したくなるわね」

「ポップコーンって、夜食に出て来たお菓子よね?」

「ウン」

「膨らむ菓子ですね」

「○○コーラも、シュワシュワして美味しかった」

「そうね。で、ディアナ。作り方知っているの?」

「アネットと一緒に見ていた。業務用で塩味が楽だとか言っていたな」

「1キロの袋入りだけど、少し使ってあるみたいね」

「私達が夜食で食べたんじゃない?」

「そうか。フーン、これで一儲けできそうね」


 業務用ポップコーンは、リョウターにとっても高額である。1キロ700円が5袋と言うのは3500円もの出費となる。だが、リョウター本人が美人認定している5人の女性冒険者達に代わる代わるネコナデ声で欲しいと言わたのだ。


 先に述べたように美人耐性などないリョウターに断れるわけもない。仕方のない事なのである。そして、思惑通りお土産に加えられ、女性冒険者達はポップコーン5キロを手に入れたのだった。


 ※ ※ ※ ※ ※


 ここで、少し解説しておこう。俺っちがディアナに差し出したポップコーンの袋は業務用である。管理人業務も暇だし、ゲーム時にはお菓子も必需品なのある。


 ポップコーンとは、爆裂種のトウモロコシを炒った品である。現在の日本では主にスナック菓子として食べられている皆さんお馴染みのあれである。


 で、昔作ったアルミ皿のフライパンの様なポップコーンの製造器? を探したのだ。マァ、道の駅には業務用のコーン粒しかなかったし、べらぼうに安かったので購入したのだ。

 

 種皮が固いポップ種(爆裂種)のトウモロコシを乾燥させ、油やバターをひいた厚手の鍋などで数分間炒り続けると、あの堅いと思われる粒の中の水分が蒸発するのだ。やがて膨張する圧力に耐えられず、種皮が弾けて膨張する。これがポップコーンである。


 後は味付けであるが、普通は塩、粉チーズ、醤油などである。甘いのが好きならシロップやキャラメルを絡めれば良い。


 これ、フタ付き鍋と油に塩が有れば出来るしね。(フタ付きでない鍋でも可能だが、度胸試しをする訳では無い)カルロヴィの町にもオリーブオイルがあるそうだ。なのでポップコーンの製作は容易であろう。


 もともとは、甘いのが最初に食べられていたが、世界恐慌の時から塩味が人気となったそうだ。俺っちとしては塩味が好みである。それはともかく、今も映画館で売られている由緒ある? お菓子である。


 女性冒険者達はこれを、露店市で売る事にしたのだ。露店の許可はギルド経由で1日だけだが、ツアーズが手に入れた物である。そして、男性冒険者達は「へびりんごーごー」を売る場所が必要である。


 無許可で販売すれば、確実に衛兵のお世話になる。今後の冒険者生活に差し支えるのではないかとの有難いお言葉。


 事のついでに決められた事が有る。男性冒険者達がテントを張って露店を設営する。その際には、道具屋からレンタルされたフタ付き鍋と重い魔道コンロを運び込み、ポップコーンの販売準備をするのだ。


 もちろん、これらは女性冒険者が現場でポップコーンを調理する為に必要な品である。当然、男性冒険者達からは異議が出た。


 なぜなら、11の月ともなれば肌寒く、男性冒険者達の「へびりんごーごー」販売完了まで女性冒険者達は待機しなければならない。魔道コンロは女性冒険者の寒さしのぎに活用されるのだ。と言う理屈である。


 さすがと言おうか、女性冒険者達に男性冒険者達が歯向かえる訳もなく、露店を使用する為に販売額の2割を渡たし、雑事をすべて引き受ける事で已む無く手を打ったのだ。


 しかも、「へびりんごーごー」の販売終了後では有るが、ポップコーンの販売時の警備をすると言う条件である。あらゆる物を、手抜かりなく金に変えるその手腕は見倣いたいものである。


 「へびりんごーごー」はリョーター様の指示通り、3個ほど話題づくりもかねてケービングしてディスプレイ。後は木皿にカットした物と1個なりの物を置いて販売である。


 「へびりんごーごー」の1個売りでは、結構な値段になる。道行く庶民の手が出るようにカットした物を置いたのが良かった。一個なら高額でも小口化したので買い易くなる。


 これで見事に「へびりんごーごー」はアッと言う間も無く完売。客も売り主も互いにウィンウィンという、実にお客様本位の店であった。


 ※ ※ ※ ※ ※


 さて、「へびりんごーごー」の次は女性冒険者達の番である。見た事も無い菓子に、バターの香りが人々を刺激する。ポップコーンの出来上がった物は大きな葉っぱを折って作られたコップに入れて販売である。


 折しも昼前の小腹が空く時刻である。広場では、ポップコーンを買い求める人で押すな押すなの混乱である。思った以上に人気商品となったようだ。


 今回販売されるのは、塩味のバター風味のポップコーンである。塩味なら砂糖よりはるかにお値打ちであるし、いくらか手持ちの塩もある。尚、キャラメルポップコーンは、砂糖を全部売り飛ばしたので製作不能である。


 ハウツー、ポップコーン

1.蓋付きの厚手の鍋を中火にかけて温める。

2.油大さじ2杯と、トウモロコシは大さじ1杯を入れる。

3.蓋をして、ポップコーンのはじける音が聞こえなくなるまでゆすり続けながら3分間ほど火にかける。

溶かしたバターを絡めて、そこに好みの量の塩を振るだけ。弾けるポップコーンに顔を近づけると火傷しますよ。これだけで塩味のバター風味ができあがります。


 では参考の為にキャラメル味の付け方も。

1.砂糖100グラム、バター20グラム、水は小さじ2杯をフライパンで温める。

2.焦がさないように、キャラメル色になったところで火を止め、ポップコーンにからめる。

キャラメルを焦がさないようにすること。ただし、早いと、キャラメルの風味が弱くなります。


 ※ ※ ※ ※ ※


 神殿前広場のポップコーンを売る露店前では騒ぎが起きていた。整理に当たった男達が人々をなだめているが、騒ぎが収まる様子はない。行列を無視した者が殴られたかと思えば、今またリーダーのシーナが男の一人に絡まれている。


「ティモテ、何とかしてー」

「今行くから、チョッとだけ待ってくれ!」

「皆さん! 並んで下さいー」

「モー。並べって言ってるだろ」


 男性冒険者達は、ヒーヒー言いながら皆をなだめ警備に汗をかく。同時に、何故、自分達が露店の借り賃なしで「へびりんごーごー」を売る事が出来たのかを思い知ったのだ。


「オイオイ、もうポップコーンが無いとはどういうことだ!」

「そうだ。そうだ」

「ポップコーンが無いって!馬鹿をいうなよ!」と、怒号が露店市に飛ぶ。

「といっても、もうおポップコーンの素が切れてしまいまして……」

「もう、無いのかよ!」

「ポップコーンは美味いって噂だからよぉ。2の時も行列したんだぞ!」

「次は切らすんじゃねえぞ!絶対だぞ!」


 尚、有難い事に男性冒険者達の副収入になるはずの、「へびりんごーごー」は無事に完売出来た。屋台で売るつもりの「へびりんごーごー」は、男の冒険者パーティーの持ち帰った分は90キロぐらいだろうか。


 1個が平均350から400gなので300個はある。女性達は1人2キロほどですべて自分達の美肌用として消費するつもりだ。やはり美容に効果が有るとなれば、売る訳にはいかないのだろう。


 天は男性冒険者達を見放しはしなかった。結果的に荷運び賃より、副収入の方が大きな利を生む事になる。が、ポップコーンは手に入らなかった。


 見慣れぬ食物ではあるが、人々がこぞって求める物である。女性冒険者達の追加されたポップコーンは、リョウター様からタダで手に入れたものだ。その為、原価が少ないポップコーンの利益は凄まじく高いのだ。


 彼女達は「へびりんごーごー」を自分達の肌の為に使い、その運搬量を減らした事による減益を、各自が1キロの業務用パッケージを手に入れた事により、易々と利益を確保した。


 高額な果物と言われる「へびりんごーごー」は3、4個で1キロとなる。しかし、ポップコーンの利益は軽く50倍を超えたのである。


 アァー!!! 目の付け所が違うと言われればそれまでだが、どだい無理な話である。男性冒険者が女性にかなう訳が無いのであった。

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