燕座 羽衣


燕座 羽衣 (つばめざ うい)

20歳。O型。惚れっぽい性格。安いアパートで一人暮らし中。古風な喫茶店でバイトしている(制服が可愛かったので)。ロマンチックで可愛いものが大好きな、ごく普通の女の子……と思いきや、実は魔法術が扱える実在の魔女である。幼い頃に「いつか運命の人に出会えますように」と月に向かって祈りを捧げている。その際、本で読んだ正式な手順を踏まえた召喚術を実現させており、蛙や鼠などの小動物、自分の髪など様々な生贄を元に、ウサるん(偽名)という悪魔と契約を結んでいる。羽衣はその出来事をすっかり忘れているため、突然現れたウサるんを自分の元へ舞い降りた妖精だと思い込んでいるが、実際は何もかも自分で引き寄せた現実。遠くに住んでいた瑠璃が会わずに羽衣を想い続ける事が出来たのも、突然近くに引っ越してきたことも、全ては奇跡などではなく幼い頃の羽衣の魔法が今このタイミングになって効力を発揮している為である。「自分の恋を叶える協力をしてもらう代わりに、立派な魔女になる」という約束をウサるんと交わしているため、日々精進している。瑠璃とは小さい頃に家が近所だったので家族ぐるみで仲が良く、よく可愛がってもらっていた。絵を描いて貰ったり、絵本を読んだり、一緒にかくれんぼしたり、勉強も教えてもらっていた。かなり懐いており、憧れのお兄ちゃんだった。当時は恋愛感情という認識はなかったが、引っ越した後にふと思い返しては「あれが私の初恋だったなぁ」としみじみと懐かしむ程度だった。まさか彼が真隣に引っ越してくるとは、思いもしていなかったのである。羽衣にとっての「るりお兄ちゃん」は遥か昔の思い出で、なんなら若干存在を忘れかけていた。しかし、数十年ぶりに彼と再会した羽衣は、成長した瑠璃を目の前にして二度目の初恋に落ちることになる。単純に見た目がどタイプだったのである。彼と結婚する未来を予知したその日からは本格的に明確な目標を立てて行動するようになり、どんどん深みにはまっていく。元々決断力に長けた躊躇のない性格をしており、惚れ薬を精製したり洗脳の魔法をかけたり、邪魔者を消す方法を企てたりと魔女らしい悪行も平気でこなしている。予知夢を見るなどの未来予知、相手の心を読んだりテレパシーを受け取ったりも出来る。鏡を使った透視も可能だが、プライバシーを直接覗くのはダメだよね…と思い一応遠慮している。心の中は覗きまくっているというのに、線引きが謎である。


◇好きなもの

魔法、おまじない、呪術、黒魔術、恋占い、降霊術、サタニズム、ウィッカン、ハロウィン、歌うこと、甘いもの全般、見た目の可愛いスイーツ、ペスカトーレ、睡眠、恋愛映画、即断即決、有言実行、当たって砕けろ精神、記録をつけること、童話、うさぎ、リボン、大きめのアクセサリー、クレープ、パステルカラー、淡い紫、ピンク色、白色、苺味、ベリー系のお菓子、ホワイトチョコ、動きやすい服、予想通りに現実が動くこと、相手の主導権を握ること、弱点を暴くこと、自由に実力を試せる環境、戦闘の凝ったゲーム、頭脳戦


◆嫌いなもの

想定外の出来事、行動を制限されること、不眠、状況が把握出来ないこと、じっとしている事、忍耐、停滞、有言不実行、王道の乙女ゲー、相手に主導権を握られること

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