「剣客商売」以外でも、漫画「風雲児たち」、テレビドラマ「天下御免」等でも平賀源内とセットで開明的だったという評価の田沼意次、本作ではどんな逆転劇を見せて下さるか。
拙作でも彼が江戸時代に「超」例外的に築城を許された天守を持つ城、相良城について書いたばかりなので、天成の活躍(多分ヒデェ落ち)に期待です!
作者からの返信
探せば結構ありましたね。
意次の成り上がりぶりは江戸でも特筆すべきものがありますけれども、反感もあったのか落ちっぷりも半端なかったですからね。独特の魅力があるようには思います。
今回は天成本人ではなく、意次を派遣する形になりますが、果たしてどんな結果が生まれますことやら(^_^;)
こんばんは、川野様。御作を読みました。
おおっ、田沼さん! 技術的にまだ無理な干拓や、北海道開発をやろうとしてコケたロマン極振りの人物ですが、のし上がるまでの経緯を見れば有能な官僚なんですよね。
政敵は朱子学をお題目に、小文化革命めいた改悪をやろうとした人物なので、私としてはアゲたいところですが――。
結果は、賄賂で雁字搦めになったお方だからなあ。どう扱われるのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
田沼意次、のしあがる過程は非常に巧みで政策も独特と、日本史の中でもかなり面白い人物ではあるんですよね。
今回は天成が半女神役で意次を成功させることができるか、ということになります。
賄賂政治がうーん、ではありますが、彼の生き様にハッピーエンドが用意されることはあるのでしょうか。