第14話 [???]side
「なんかどっかの隊長が死んだらしいじゃねぇか」
フードを被った男が薄暗い密室のような空間で話す。
「えぇ、どうやら剣神にやられたそうよ。」
もう一人のフードを被った女が答える。
「けっ、嫌いだわー。1階級の最強どもは」
そんな会話をしていると、
「ん?呪いが返ってきたわ。」
不思議そうに男が問いかける。
「呪い?あのお嬢様のところのか?」
「えぇ、でも、おかしいわね普通は返ってくることは絶対にないのに。」
「どういうことだ?」
「この、呪いは私がかけたのは知ってるわね。普通は浄化されたりして、消えるのが普通よ。でも、返ってくるってことは呪いの対象者から呪いが離された時に呪詛返しとして戻ってくるのよ。まぁこの程度の呪いならすぐかき消せるけど。」
それを聞くと男は笑って
「じゃ、それなりに強いやつがそこにいるんだな。」
「えぇ、まぁそういうことになるわね。」
「いいぜ、どうせあのお嬢様は邪魔だから消さねぇと行けねぇし、ついでにそいつも殺してやるよ!」
そう言って左手で右手の拳を受け止めるのであった。
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