第3話 転生 2
ドタバタ ドタバタ ドタバタ
(ん、なんだ妙にうるさいな。廊下を走る音か?気持ちよく寝ていたのに)
走る音が近づいてきた。そして、勢いよく扉が開いて冗談を抜いて今までに見たことがないほどのイケメンが部屋に入ってきた。
「ナタリー!男の子が産まれたって本当か!?」
(うるさいって今まで寝てたのにデカい声出すなや)
「えぇ、元気な男の子ですよハルトさん」
(うっそ、めっちゃ美人やんこの人。これが俺のお父さんとお母さんなのかな?多分、いや絶対そうだろ。そして、もう目を背けるのはやめよう。オイ神様誰が赤ちゃんからやり直したいって言ったーーーーーーーーーーーーーー!)
そんなことを心の中で叫んでいると険しい顔になっていたのだろう。お母さん(?)が
「どうしたんですか?お腹がすいたんですか?今すぐお乳をあげますねー」
そう言いながら胸を近づけてくるナタリー
(やめ、絶対やめろ!プライドが大人としてのプライドがー)
まぁ喋れないので伝わるわけもなくめちゃくちゃお乳を飲まされた。
(なんか、生きていくのには絶対必要なんだろうけどなんかなー大切なものを失った気がする。
赤ちゃんってしんどいんだな。まぁしゃあない今度は後悔がないように全力で頑張るか!)
3年後
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