第115話
なんだかんだ言いつつありつつも、由香里はビーのしごきについていった。
ウサギは小屋でお留守番。木の実草の実甘い実をむちゃむちゃむちゃむちゃ食べながら、食っちゃ
森や林の向こうから
由香里は毎回必ずお
疲れてなくても元気でも、毎晩毎日朝から晩まで
「やい、ビー。俺をずっと人の姿にしろ。俺を由香里とイチャつかせろ」
そうビーに文句を言ったら、歩く
「イチャつくならぁあたしもぉまぜてぇん」
「なっ……」
思わず鼻息が
ビーはキャラキャラ笑って
「ドスケベぇなうさちゃん。おあずけちゃぁん。イチャつくのはぁ本を出てからのぉお楽しみだお。このあたしのぉ訓練メニューをクリアしたんだからぁ色気はなくてもそれなりにぃ。それはぁあたしが保証しちゃうお」
豹がウサギを見て舌なめずり。イチャつく前に俺の体が豹の胃におさまる気がする。
「ついでにぃ言っちゃうとぉ由香りんはぁあたしのメニューをオールクリアしないとぉこの本からはぁ出られないんだぉ。最後のページのぉ最後の一行までぇ読み終えないとぉこの本を閉じることはぁできないんだぉ」
「おいおい、どんなメニューだよ? 俺にはこの本の内容がさっぱりわかんねーぞ」
「さぁにゃん。教えないぉ」
そう言って豹は金色の目を細め、
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