第86話
「……気持ち悪い戦い方だな。由香里はいつもあんな戦い方をしてるのか?」
アズキの問いにツッチーは首を振った。
「いいえ、初めてです。まさか、
アズキとツッチーの視線の先では、由香里がナルシィに超至近距離で
ナルシィの最初の攻撃を、由香里は飛び
ナルシィは完全に
「ふむ。
ナルシィは剣から拳に切りかえた。けれど由香里は
ナルシィの拳を蹴りを
息がかかるほどの距離でまとわりつかれ、
「むぅん。由香里、なぜ攻撃してこぬのだ」
ナルシィは声を
「こんなことをしていても、わしには勝てぬぞ。いずれ体力が
「私は、大切な者と自分を守るための
「ぐぬぅ」
ナルシィが低くく
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