第57話
由香里はポカンと口を
「アズキも一緒だよ。本に選ばれたのは由香里だけど、アズキがいないと君の体が
「……よくわからないんだけど、どうやって……?」
「本を
「……よくわからないけど、入るんだ……」
「それで決まりね!」
そう言ってアイリスが立ち上がった。
「話しはついたわ。先にナルキッス。その後でハニービーンよ」
チャシュが由香里とアズキに体をこすりつけた。
「幸運を祈るよ」
「由香里、目的を忘れないでね」
アイリスは由香里をぎゅっと抱きしめた。「え、え、何? アイリス?」
ハグに
「私とチャシュはここで待ってるわ。だから必ず戻ってきて」
アイリスの言葉に、由香里は
腕にアズキをしっかり抱いて、由香里は本を開いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます