8.執筆時間の確保
もちろん、遊んでいて文字数が増えるわけがない。
書ける時間はひたすら書くようにした。
「執筆のためにまとまった時間を作る」のではなく【今が食事中でも入浴中でも早朝でも深夜でも、とにかく書けるようなら書く】ようにした。
パソコンの前に座ることができなくても、スマホで書けそうなときは画面をひたすらタップした。それすら面倒くさいときは音声入力をした。メモでもなんでもいいのでとにかく書いた。
「空き時間に執筆をする」のではなく、まずは「執筆ありき」で【執筆ができない時間に執筆以外のことをやる】ことにした。
単なる発想の転換でしかないが、この捉え方が自分には合っていた。
このように書くと、さも一日何時間も執筆しているように見えるが、本当に重要なのは「一日何時間書いたか」ではなく【一日何文字書いたか】である。
どうにか一日の目標を達成して「今日はもう店じまい!」と切り上げた日もあった。
また、「書くのが苦痛」である状態のときは極力書かないようにした。
疲れているときや眠いとき、空腹のとき、あるいは集中力のないときは執筆を避けた。
そういう状態で無理に書こうとすると、【書くこと=苦痛】とインプットされてしまい、いずれは創作活動自体が苦痛になってしまうからだ。
そして、【疲れているとき】は【とにかく何もせず横になる】のが一番回復が早かった。次点として【好きな絵師さんの作品を見る】も効果があった。
なお低気圧にはどうしても勝てないので、抗うだけ無駄だと思っている。
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