4.アイディアを膨らまそう

 次にすべきは【アイディアを膨らます】という作業だ。

 一日中、キャラのことを考えた。


 シーン。場所。状況。セリフ。動作。反応。そして、感情や表情。

 キャラたちがどんな場所でどんな様子で何をしているのかを思い浮かべた。まるで彼らと一緒に過ごしているようだった。

 そして、思いつく端からメモを取った。メモが取れる環境であれば、家にいても外にいても風呂でもベッドの中でもとにかくメモを取り続けた。

 そして、実際このメモが【一日3,500字】という目標の達成にずいぶん役立った。


 ネタ出しはパソコンの前で唸っていても出てこない。

 だからこそ日常的にメモしておくことが重要だ(ただし人による)。


 アイディアが浮かんでくるタイミングは【入浴時】がダントツで、あとは【寝る前】【洗い物中】【食事時】【運転中】だった。

 つまり【ある程度脳が空いている状態】か【単純作業をしている状態】であることが多いようだ。この状態になった途端、どこから湧いてきたのかと思うほどアイディアがするする出てくる。ネタが欲しい場合は、風呂に入るのが一番良さそうだ。


 逆に「他の考え事をしながら小説のアイディアを練る」のは難しく感じた。


 ちなみにネタ出しと風呂についてこんな記事も書いているのでよかったら読んでみてください。

 【エッセイ】小説のネタ出しが捗る『4Bの法則』

 https://kakuyomu.jp/works/16816927861755594251

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