2.

「我を守り給え、シールドプロテクション」


俺がそう言うと、光の盾が出現しました!

それと同時に、あの恐ろしいモンスターの手も消えてしまいましたので、一安心しましたね!

でも、油断はできないので、すぐに次の呪文を唱える事にしますね。

エレミアさんが、俺の前に立ってこう言いました。


どうやら、あのモンスターと戦うつもりのようです!

なので、俺も一緒に戦う事に決めたんですよ。

何せ、彼女は俺の師匠でもあるので、ここは弟子の俺が頑張らないといけないですからね。


「行くぞ、エレミア!」


俺がそう言うと彼女は頷きます。

そして、俺達は、あのモンスターを倒す為の戦いを始めようとしたのですが、そこで、あのモンスターが動き始めたので、

俺達は、急いで戦闘態勢に入り、彼女の指示を待つことにしたのです。

彼女が俺にこう言ったのです。

それは、あのモンスターの攻撃を避ける為に、俺の後ろに隠れろと言うものだったので、俺は言われた通りにする事にしたのです。

すると、彼女がこう言うのです。

(今から、私が言う言葉を復唱しなさい)

そう言われたので、素直に従うことにしたのです。すると、彼女が続けて言うのです。

(我を守る盾となれ、シールドプロテクション)

そう彼女が言うと、俺の目の前に、大きな光る盾が現れたのです。


そして、彼女はそのまま、呪文を唱え始めるので、俺もそれに合わせるようにして、呪文を唱えることにしたのです。

(我が名は、エルドレア、炎を司る者なり、汝の名は、なり、その力を持って、敵を焼き尽くせ、ファイアーバード!)

彼女がそう唱えると、炎でできた鳥が現れて、敵に向かっていくのが見えたので、俺も同じようにして、唱えることにする。

(我が名は、ロイス、汝の力を借り受け、ここに契約を結ぶ、我が呼びかけに応じ、姿を現せ、サラマンダー!)

そう唱えると、今度は、炎で作られた、虎が現れたのだ!


(行け、エルドレア、ファイアーバード)

そう心の中で唱えると、サラマンダーと呼ばれた炎の獣が敵に突っ込んでいく、そして、敵が怯んでいる隙に、俺は、

ファイアーバードを放つ、すると、敵は、あっという間に燃え尽きてしまったのだった。


それを見ていた俺は思わず固まってしまうのだが、すぐに気を取り直して再び呪文を唱えることにしてみたのだ。


「我と契約せし、火の精霊よ、エルドレア我を守り、我の敵を燃やしつくせ、ファイアーバード」


そう唱えると、目の前に、炎を纏った、金色の狐が現れた。

俺は、驚きつつも、嬉しくて、思わず叫んでしまったんだ!

だって、目の前に、炎を纏った、金色の狐が現れたのだから、驚かない方がおかしいだろう?

だから、思わず叫んでしまったのだよ。

だって、目の前に、炎を纏った。


「エルドレア」


が現れたんだから、驚くなという方が無理があると思うんだよね?

だって、サラマンダー科のエルドレアって、伝説上の生き物なんだから、普通は、お目に掛かれるものじゃないからね?

それなのに、それが、今、目の前にいるんだよ?

これって、凄い事だと思うよね?


だって、伝説の幻の炎の精霊、エルドレアが俺の目の前に現れたんだからね?

そりゃ、誰だって驚いて、叫んでしまうと思うよ?

だってそうだろう?

まさか、本当に現れるなんて思わないじゃないか?

しかも相手は、伝説の炎を纏った。

金色の狐、エルドレアだったのだから、驚かずにはいられないよ?

だって、そうだろう?

目の前に、炎を纏った。

金色の狐、しかも伝説上に出てくる。

炎を纏った。

金色の狐、エルドレアが現れるだなんて、誰が想像できるって言うんだよ?

しかもその、エルドレアと契約できたんだぜ?

こんなの夢としか、思えないじゃないか?

だって、そうだろう?

普通あり得ないだろ?


だって、いきなり、あんな事を言われたら、誰でも怒るに決まっているじゃないか?

なのに、あいつは、俺を馬鹿にして笑い者にしたんだ。

許せるわけがないじゃないか!?

しかも、あいつのせいで、俺の評判まで下がってしまったんだぞ?

そんなの納得できるか?


出来るわけないじゃないか?

しかも、あの後、あいつが、俺と別れてから、何をしたのか知らないけど、何故か、あいつの取り巻き達が、

次々と辞めていくじゃないか?

それも全員だ! なんで、こんな事になったのかさっぱり分からないんだが、まぁいいさ。


俺には関係ないからな、それよりも、これから、どうやって生きていくかだよな。

取り敢えず、金が必要だよな。

まずは、冒険者ギルドに行って依頼を探すとするかな。

それからだな。


俺が歩き出すと、グイっと腕を引っ張られた。


「え、え、え、えっと、なんで、ここに、エレミア?」


俺がそう言うと、彼女はこう答えるのです。


「貴方が心配だったからに決まってるでしょ」


そう言われて、俺は嬉しくなってしまってつい抱きついてしまいました。

すると、彼女は、優しく俺の頭を撫でてくれたのです。

俺は、とても、幸せな気持ちになって、彼女に、こう言いました。


すると彼女は、俺に、こう言ってくれたんです。

俺は嬉しくて、つい、泣いてしまいました。

彼女は、俺を、そっと、抱きしめてくれたのです。

俺はそんな彼女の優しさに、心が、癒されていくのを感じました。


俺は彼女と一緒に、冒険する事になりました。

俺は彼女と、一緒に、旅をしながら様々な、困難を乗り越え、遂に、俺達は、ドラゴンの谷に辿り着いたのです。

俺達は、とうとう、ドラゴンのいる、最上階へと、辿り着く事が出来ました。


「よくぞここまで来たな!褒めてやろう!」


そう言って現れたのは、なんと、俺達と同じ人間だったのです!これには俺も彼女も驚きましたが、

すぐに気持ちを切り替えました!

何故なら、相手がどんな奴であろうとも倒さなければいけませんからね!

すると、目の前の女性は巨大なドラゴンに姿を変えるのでした。

さすがに、相手の攻撃はとても強く俺達は苦戦を強いられてしまうのです!

このままでは不味いと思った俺は、ある作戦を実行する事にしたのです!


「聞いてくれ! エレミア」


俺がそう言うと皆が俺の方を見てくれました!なので俺はこう言いました。


「今から俺が考えた最強の技を披露するので少し時間を稼いでくれないか?」


俺がそう言うと彼女達は黙って頷いてくれるのです!

なので俺は早速準備に取り掛かる事にしました。

まず初めに俺はアイテムボックスの中から大量の魔石を取り出したのです!

そして次に俺は魔力を高める為に集中し始めます!


「我を守りし、盾よ我の前に姿を現せ!」


そう唱えると目の前に大きな盾が現れました。

するとモンスターの攻撃を受けて傷付いた仲間達を守ってくれます。

そしてモンスターが再び攻撃をしようとした時でして、俺の腕を掴んで引き後ろに投げ飛ばしたのです。


「エレミア! 何すんだ」


「うざい、下がって居なさい、魔法剣フレイム」


彼女がそう叫ぶと、彼女の手には炎をまとった大剣が現れたのだ。

そして、彼女は、モンスターに向かって斬りかかる。

しかし、相手は、巨大なドラゴンだ。

一撃では倒せないだろう。

だが、彼女は、何度も攻撃を繰り返す、その姿はまるで踊っているようであった。

とうとう、相手の体力を削る事に成功したようだ、

俺は、彼女に声を掛ける。

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