一の十四 六道とドブジン、殺し合う

 庭に出ると、火照った体に吹き抜ける風が心地良く感じられた。

 まず第一の目的は達した、という大きな満足感がある。後はドブジンの始末だが、自分で領主ディフカーンに期限を切った以上は今日中に片付ける必要があった。


 ――ま、それはそれとして、だ。

 六道は振り返り、やや後ろにいる定方を見た。表情は元の仏頂面に戻っており、その心境を伺うことはできない。

「あんた、どうすんだこれから」

 尋ねると、定方はわずかに首をかしげた。

「どうしますかな。当面は、風の向くまま気の向くままに流れるとしましょうか。旦那は?」


 聞き返され、六道は小さく笑った。

「俺の方は、もう一つやることが残っててな。……それよりよ」

 六道はいくらかむすっとした顔を作った。

「その喋り方なんとかなんねえか。もう振り手と客じゃねえし、まして兄弟分でもねえ」


 む、という声が定方の口から漏れた。左手を顎に当てて考え込むような仕草をしたが、やがて顔を上げた。

「俺としては敬意のつもりだったんだが、あんたがそれでいいなら」

「ああ、構わねえ構わねえ。固っ苦しいのは苦手でよ」

 六道が相好を崩すと、定方もかすかに笑ったように見えた。


 不意に、屋敷の方から胴間声が響いた。

「待ちやがれエジナ人! このまま帰してたまるか!」

 声の主はドブジンだった。自身の背丈を上回る長さの戦斧を持ち、渾名の由来であろう青色の宝石をあしらった胴鎧を着込んでいる。


「何だよ? 寝たふりしてるに出て行ってくれって言ってたのは誰だっけか?」

 六道は、挑発するようににやりと笑った。しかしドブジンは反応せず、得体の知れない者を見る目で六道をじっと見ている。

「てめえのやってることは、いちいち不自然なんだよ。……答えろ。てめえ、パンジカートのいぬだな」


 狗、すなわちパンジカート本国の密偵じゃないのかとドブジンは言っているのだ。

 冗談じゃねえや、と六道は鼻で笑った。

「パンジカートを治めるのは、えれえ美人の女王様だって話だがよ。あいにく、女王様のおみ足舐めて喜ぶ趣味はねえんでな」

「それを信じろってか」

「お前が信じようが信じまいが、事実が変わる訳でもねえ」


 ドブジンの口元が苛立たしげに歪み、舌打ちが一つ聞こえた。

「なら、ランペルと家族、もしくは他の誰かに頼まれたか。てめえから領主ディフカーンに持ちかけたのは知ってんだよ」

「持ちかけたのはその通りだが、誰にも頼まれた覚えはねえよ」


 六道は大げさに肩をすくめる。ドブジンの眉が吊り上がった。

「大嘘こきやがれ! 頼まれてもいねえのに自分てめえから面倒ごとに首突っ込む奴なんぞ、このスーリのどこにいるってんだ!」

「ここに一人いるぜ」


 六道は喉の奥で嗤った。半分は自嘲だったのだが、それを挑発と捉えたか、ドブジンが歯をむき出しにして激昂した。

「狗でもねえ! 頼まれてもいねえ! だったらただの風来坊だろうが! そんなのがいちいち出しゃばりやがって! 関係ねえ奴はすっこんでろ!」

 腕に自信のある者でもなお怯え、竦むであろう怒気が六道に叩きつけられる。が、六道は真正面から受け止め、睨み返した。


「確かに、俺はこの町にゃあ何の関わりもねえ。だが、“不条理に閑人かんじん騒ぎ出す”って言ってな。何の罪もねえ人が悪党外道に泣かされるのを見て、それでも素通りができるほど、俺の頭は賢くねえのさ」


 そう言うと、六道はずだ袋を定方に渡した。あらかじめ賭場内の手下てかに指示していたのだろう、屋敷ともう一つの離れから、長剣やら短剣やらを持った屈強な男たちが続々と集まってくる。

「すまねえが、そいつを持って賭場に戻っててくれ。あんたも、さっきまでの身内と斬り合いたかねえだろ」

「しかし……、それじゃああんたは?」


 定方に問われ、六道は凶暴な虎のように笑った。

「俺は最初はなから野郎を斬るつもりでここに来たのさ。今この場でけりをつけるってんなら願ったりだ」


 定方の口が何か言いたげに動いたが、結局言葉になることはなく、ただ長い息が吐かれただけだった。定方はずだ袋を担ぎ、突風のように賭場へと戻っていく。それを横目で見てから、六道はドブジンに向かって強く一歩を踏み出した。もはや怒りを隠しておく必要などない。


「ドブジンよ。てめえの私利私欲のために、何人の女が苦界に落とされたか……。どれだけの家族が引き裂かれたか……」

 六道は、左の拳を血が出るほど強く握りしめた。オパチやその兄である幽霊たちの姿、そしてする必要もない懺悔をしにミフル神殿へ向かっていったランペルの姿が次々と脳裏に浮かぶ。


「てめえにゃあ懺悔の値打ちもねえ! 泣かせてきた人たちに地獄で詫びろ!」

「吠えるな若造! てめえら、こいつを生かして帰すんじゃねえ!」


 ドブジンの命令に応じて、右手と左手二つの塊に分かれた集団が武器を構える。そこから一人ずつ、長剣を持った男が血気に逸って飛び出してきた。

 二人ともまだ若いが、動きは牢屋の男同様によく訓練されていた。六道は曲刀の柄に手を掛けたまま、右の男に向かって走る。


 一足一刀の間合いに入った右の男が長剣を振り下ろすより迅く、六道は抜き打ちに腹を断ち割った。勢いのままに体を反転させ、迫り来る左の男へ向かうと真っ向から斬り伏せる。

 二つの身体が倒れる音が同時に響いた。


「何やってやがんだ! 一斉にかかれ一斉に!」

 ドブジンの声は、もはや焦りを隠しきれなくなっていた。わあっと鬨の声を上げ、男たちが左右から押し寄せてくる。


 六道は、矢継ぎ早に繰り出される剣をあるいは躱して切り返し、あるいは受け流して切り返していった。たとえ背中から斬りかかられようと、背中に目があるのかと疑うほど正確に間合いを読んでそれを外す。危うく同士討ちしかけた手下てかたちの動きが止まったところを、二人まとめて斬り捨てた。


 六道が刀を一振りするごとに、命が一つ消えていく。それはまさに、死喪哭泣をつかさどる喪門神の剣舞だった。

 たちまちのうちに三十あまりの死体ができあがり、場はあまりにも嗅ぎ慣れた血と死の臭いに覆われた。


「俺の手下てかどもを相手に、息ひとつ上がってねえだと……!? てめえ、本当に何者……」

 ドブジンの顔も声も愕然としている。六道はうんざりしたようにため息をついた。

「最近じゃ、この辺りにまで“喪門剣”の名前が伝わってるんだな。まったく、気恥ずかしいったらねえぜ」


 ドブジンは記憶を探るように眉をひそめたが、やがて思い至ったようで唇の端を歪めて嗤った。

「そういや、俺がこっちにくる少し前あたりからそんな名前を聞いてたな。会ったら潰してやろうと思ってたが、はからずも今日そうなるって訳だ」


 ドブジンは深く息を吸い、右太股外側の一点を指で突いた。氣を滾らせたのは判るのだが、突いたのは何の経穴だろうか。六道は人間とドワーフの経穴についてはほぼ把握していたつもりだったが、あの位置に覚えはなかった。


 ドブジンは、戦斧を右肩に担ぐように構えた。氣功術によって身体能力を増した体は、ドワーフとは思えない速さと高さで一足飛びに襲いかかってくる。その威圧感は、まるで巨大な岩が押し潰そうとしてくるかのようだ。

 六道は身をかがめて躱し、すれ違いざまに鎧の上から右胴を斬った。標的を見失った戦斧が、六道の傍に立っていた太い青楊の幹を文字通り粉砕する。

 ――とんでもねえ馬鹿力だ。まともに食らえば一発で終わりだな。


 位置を入れ替え、六道とドブジンは再び向き合った。

「氣功術を使っても、元々がドワーフじゃそんなもんか。鎮墓獣ちんぼじゅうの方がよっぽどすばしっこいぜ」

 軽口でドブジンの血を頭に上らせようとした六道だが、効果がないだろうことは自分でも解っていた。

 鎧の切り口から血が染み出ていない。頑丈さを増した筋肉によって斬撃が受け止められたのだ。斬れてもせいぜい皮一枚。そんな手応えだった。


 ドブジンが愉快そうににやりと笑った。重い戦斧を軽々と振り回しながら、旋風つむじかぜと化して六道を呑み込みにかかる。六道は陽の氣を滾らせつつ、手下てかたちの死体から距離を取るべくもう一つの離れの方へ走った。

 ――ごろつきどもでも、死ねば仏だからな。踏んづけたりはしたくねえ。


 獲物をじっくりと追い詰める狩猟者にも似た顔のドブジンが六道を追ってくる。六道は手近な樹に跳び蹴りをくれ、反動で大きく宙を舞った。上からドブジンの右腕を狙って刀を振るうが、とっさに戦斧を立てて受け止められた。固い金属音が大きく響く。


 六道とドブジンは、青楊の幹、その枝、一度着地して今度は離れの壁から屋根へと、目まぐるしく跳び移っていった。互いに上を取ろうと、踊るように激しく斬り結びながら。もし二人の動きを見ている者がいれば、目で追うだけでも一苦労のはずだ。


 幾度となく、曲刀と戦斧ががっきと噛み合う。そのたびに、両者の咆吼代わりの重低音がこだまする。膂力では明らかに上回るはずの対手あいてに、六道は全く力負けしていなかった。

 右に来ると見せかけて左から、といった駆け引きをドブジンは行わず、ひたすらに真正面から叩き潰しにかかってくる。六道もそれに合わせ、小細工なしの打ち合いになった。

 正面からじゃ勝てないから引っ掛けに走ったんだ、などと己を慰める余地を与える訳にはいかない。対手あいてのやり方に乗った上で上回ってこそ、絶望を味わわせてきっちりあの世に送れるのだ。


 ドブジンの斧は下手な受け方をすれば手が痺れそうなほどに重く、かつ頸や脚の動脈を矢継ぎ早に狙ってくる。目を見開き唇の両端を吊り上げた笑いのまま叩きつけられる強烈な殺意と合わせ、並以上の遣い手であっても早々に肉塊となっていただろう。

 しかし六道はその猛攻をことごとく捌き、かえって剣速を増していく。やがて刃が斧をかいくぐり、ドブジンの腕や脚を捉えはじめた。その都度ドブジンは下がって距離を取り直す。それを何度か繰り返した。


 不意に六道は一歩下がって間合いを外し、即座に屋根から飛び降りた。身軽な猫のように音もなく着地する。

 ――いやいや、いくらなんでもおかしいだろあれは。

 斬られて流血すれば、痛みで顔をしかめもするだろうし動きも鈍るはずだ。ところがドブジンは、表情を変えることなく戦斧を振るい続けていたのだ。


 六道が落下地点から距離を取った直後、どずんと音を立ててドブジンが着地した。衝撃で傷口から鮮血が吹き出す。

「着地の瞬間に来るかと思ってたんだがな。もう疲れちまったか?」

 ドブジンが嘲笑う。六道は馬鹿言え、と言ってドブジンの右脚を指差した。

「殺す前に訊いておこうと思ってよ。お前が陽の氣を滾らせた時、一緒にそこの経穴を突いてたからな。もしかして無痛穴か?」


 指摘すると、ドブジンは愉快そうに笑った。

「よく判ったな。そうとも、無痛穴はオーガどもの専売特許じゃねえ」

 無痛穴は、文字通り突けばしばらくの間痛みを感じなくなる経穴である。理屈の上では地上種族全てに存在するはずだが、現在氣功術者に周知されているのは、戦いに特化した種族であるオーガのものだけだった。


 六道はつまらなそうな目を向け、顎をしゃくった。

「そいつを自力で見つけたってんなら大したもんだが、血が出続けりゃいずれ動けなくなるのは変わんねえぞ」

 こうして喋っている間にも、上着カフタンやズボンの赤黒い染みは広がっていく。

「なあに、心配いらねえよ。見てろ」


 自慢げな顔を見せたドブジンが大きく息を吸うと、傷口が引き締まり出血が止まるのが判った。しかし呼吸は目に見えて荒く、肩がはっきりと上下している。

 ――万全じゃねえ俺より先に息が上がってやがる。こいつの力量からすりゃ早すぎだ。

 六道は内心で嘆息した。金勘定にかまけて日々の鍛練をおろそかにしてるから、こういうことになるんだ。


 それを自覚しているのかいないのか、ドブジンは大上段に振りかぶった。初撃を超える速度の一撃で六道を葬るつもりなのだろう。

 六道は、両腕をだらりと垂らしつつ、滾らせた陽の氣を天地の氣と繋いだ。

 暴発しそうなほど全身に力がみなぎり、己が風の中に溶ける感覚と共に、周辺全体が至近距離にいるかのようにはっきりと“観える”。左右、後方、上下全て、正面の視界内に自在に出し入れができるのだ。

 “ドワーフ殺し”によって朦朧としていた昨日と違い、六道は体の中を荒れ狂う凄まじい氣の嵐を完全に我が物としていた。


 大気を震わせる大喝とともに、ドワーフの常識を超えた速度と威力、そして巨大な体躯と凶暴さで知られるファジン虎すら屠ろうかという剣気の込められた一撃が来た。しかし六道はそれをも上回る迅さで踏み込み、左手一本で戦斧の柄を掴んだ。ドブジンの両目と口がゆっくりと開かれていく。


「……てめえ、本当に人間か……。まさか竜種りゅうしゅ……」

「さすがに俺だけの力でやれるかは怪しかったんでな。だが、これが天地の氣の力だ。死ぬ前に拝めてよかったな」

 六道はドブジンがあっけにとられているうちに左手を離し、天地の氣との繋がりを切った。無事に扱えたとしても、繋いでいるだけで肉体への負担も大きければ氣の消耗も激しいのだ。

 そして何より、こいつを地獄へ送るのは。痛みを感じないまま死なせてなどやるものか。


 六道は、陽の氣を滾らせたまま瞬時に陰の氣も滾らせた。六道の喉から、唸り声とも苦痛の呻きともつかない音が漏れる。

 体が急速に凍えていく。全身を切り刻まれるかのような激痛が走り、腕や脚のあちこちで筋のようなものがちぎれる音がする。この場でのたうち回りたい衝動に耐え、歯を食いしばると、もう一歩踏み込んで左の掌底を鎧の上からドブジンの腹付近に叩き込んだ。


 数歩たたらを踏んだドブジンだったが、踏ん張るとにたりと嗤った。

「へっ、そんな掌底なんぞでこの俺がどうにかなると……」

 そこまでで口の動きが止まった。熱を出して寒気がするときのように、ドブジンの身体が小刻みに震え、歯ががちがちと音を立てる。表情が予想外の苦痛に歪んだ。

 がぁ、という苦しげな声が出ると同時に、ドブジンの目、耳、鼻、口七つのあなから血が噴き出した。体が大きく傾き、倒れようとするのを戦斧を杖ついてどうにかこらえた。


 六道はべっと血の塊を吐き出して額の汗を拭い、呼吸を整えた。一歩また一歩、満身創痍のドブジンに近づいていく。


 拳や掌底を通して対手あいてに送り込んだ陰の氣は、金属の鎧だろうと筋肉の鎧だろうと貫いて体の内側から破壊する。さらに、対手あいての氣の流れを乱し点穴の効果を妨げもする。

 とはいえ、大きな痛手を与えようとすれば、その分だけ自身の苦痛も大きくなる。また、陽の氣と同時に滾らせるのは、超一流と言われる術者でも難しい。加えて、対手あいてが陽の氣を滾らせていれば、その分だけ相殺されてしまう。

 そのため、本来なら氣功術者同士の戦いにおいて有効な手段とはなり得ない。そうと知った上でなお優れた術者を相手に致命傷を与えようとするなら、いったいどれほどの痛みと引き換えにしなければならないか。


「痛えか。苦しいか。てめえに人生狂わされた人たちの苦しみは、こんなもんじゃねえぞ」

 六道の低い声は、地獄から響いてくるようだった。ドブジンの口が半開きになり、目が驚愕に見開かれた。

「てめえ、まさか、このためだけに、自分てめえ身体からだぶっ壊してまで……」

「だったらどうだってんだ」

「……いかれてやがる。正気じゃねえ……」


 ドブジンの声が震える。精悍で凶悪な顔に、初めて恐怖が浮かんだ。ついに力尽きたか、それとも心が折れたか、正座をするような格好で崩れ落ちる。

 六道は無言で刀を振り下ろした。左肩から肺の辺りまで深々と斬り裂くと、ドブジンの体は前にのめった。

「化け物が……」

 ごぼりと血泡を吐き、ドブジンだったものは動かなくなった。


 六道は大きく息を吐くと、ドブジンの上着カフタンの裾で刀に付いた血を拭った。緩慢ともいえる動作で鞘に収める。それから目を閉じて両手を合わせ、頭を下げた。

(どんな悪党であっても、死ねばみな等しく仏なのです)

 かつて、セレス三十六国で“喪門剣”と渾名され恐れられるままに暴れ回っていた頃、年老いた浮屠ふと教の伝道僧に言われた言葉。生きながら地獄を彷徨っているようだった当時の六道に、それは意外なほどすんなりと入ってきた。“カイ”――人にして人にあらざる者――から六道と名乗りを改めたのは、彼としばしの間行動を共にした最後の日である。


 六道はドブジンの上着カフタンを脱がせた。戦斧を拾い、首を打ち落とす。それを上着カフタンで包むと、重い息を吐きながら賭場へと戻っていった。

 目が霞んではっきりとは見えないが、賭場の入口に誰かが立っているようだ。近づいてようやく、ずだ袋を預けたのが定方だったことを思い出した。


「……とんでもない男だな、あんたは」

 ずだ袋を返しながら、定方が呟くように言う。六道は笑おうとしたが、唇がかすかに動いただけだった。

「これからどうするね」

領主ディフカーンに、ドブジンの首を売りつけに行く約束なんでな。日が暮れる前に行かねえと」

「そんな体でか? 少しくらいは休んでからでも間に合うだろう」


 六道ははっきりと首を振った。

「早く行けば、その分だけ早く助けてやれる。俺の都合で遅らせたくねえ」

「……そうか。ならもう、俺から言うことはないな。……達者でな」

「ああ。あんたもな」


 裏口へと向かう定方と別れ、六道は重い足を引きずるように正門へと動かした。


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「不条理に閑人騒ぎ出す」の句は、『封神演義』(安能努・訳 講談社文庫)より拝借させていただきました。



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