11月29日 NTR KINGとサイコバニー
サイコバニーこと姫路りしゅうさんが主催されていた「NTRフェスタ」の講評が公開された。こちらだ。
https://note.com/useless_time/n/nb9e30b301643?sub_rt=share_b
自主企画ページはこちら。(企画自体は終了しています)
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330665744415266
なんと大賞に選んで頂けた。大賞を貰えたのは初めてでとても嬉しい。
嬉しいが……………NTR KINGって何? よくわからないがおれがKINGだ。KINGとして、間男を磨き、生きていこうと思う。
講評はどの作品も大変細かく、また、熱く書かれており、読み応え抜群だ。自作の講評もとても丁寧に書いて貰えているし、全作講評後の座談会部分もりしゅうさんの真骨頂と言わんばかりのエンターテイメントに溢れているため、是非読んでみて欲しい。全作の講評部分の一行目に据えられた作品を一言で表すキャッチコピーが特に魅力的です。
講評読んでみたいけど投稿作を読んでないしな……と思う方もいるかもしれない。でも私は講評を読んでみてから気になった作品を覗くのはめちゃくちゃアリだと思う。
NTRってよくわかんないな……という方や、NTRは好きなんだけど◯◯要素があると嫌だな……という方は、講評で確認してみてから読みに行ってはどうだろうか。これがNTR?と意外に思うジャンルの作品もあり、変則的なNTRに成功している秀逸な作品もあり、バラエティに富んだ凄い祭りなため、一作は気にいる作品を見つけられるかもしれない。千文字以下の作品も多数あるぞ! コスパの良さも最高だ。
なんにせよ熱くて厚い、読んでいてとても楽しい講評記事となっている。
投稿作のコメント欄も個人的には見てほしいな。おすすめです。
折角大賞なのであまりしない自作語りめいたことをしようかなと思う。
こちらがKINGとなった自作の「極光」。
https://kakuyomu.jp/works/16817330665732245110
簡単に言うと初彼女ができて浮かれた男がその初彼女を寝取られる話です。わりとマジでこれだけ。ストーリーライン自体はテンプレの王道NTRで捻りは特にない、じゃあなんで大賞に選んで頂けたかと言うと間男ぢからによるものだと思う。
まず間男視点が一番書きやすかったので間男視点にした。で、読んだ人に彼女を寝取られた……という屈辱を感じて欲しかったので名前を出さず、「君」と呼び掛ける形に。間男は「俺」。寝取られる彼女はちょっと悩んだけど「男と男のまんなかにいる子」という意味で「愛花(まなか)」と命名。
それから「俺」はなぜか「君」について詳しくて、神視点保持してこんなことがあったね、この時はこうだったね、とずっと話し掛けてくるスタイルにしました。怖いかなと思って……。
あと気を付けたことは「君」を別に悪い子じゃなくてちゃんと頑張ろうとはしてる等身大の大学生男子、あーいるいる、と思う感じの平均値にした上で、いやそれはフラれますわ! というラインに乗せることです。大体後手に回る。理解ある彼くんを目指したつもりなんだろうけど、積極性がないように見える。無意識に女性が尽くしてくれるものだと思っている。尽くしてもらうための努力は然程しない。あとシンプルに話がおもんない。
「愛花」はこっちはこっちである程度等身大の大学生女子にして、好みは年下の可愛い男の子なんだけど相性がいいのは年上で自活できている男の方だった、というスタイルにしてあります。「君」はめっちゃ連絡してくるしなんなら添い遂げたい!というオーラを出してくる重さだが、「俺」は気が合うし楽しく付き合えるしもし別れても友達でいようぜ!みたいなスタンスだから気楽で好き、みたいな。セックスも上手いしね!
肝心の主人公「俺」ですが、こいつは間男が職業みたいな寝取られることにより底に落ちる男を見て喜んでいる救えない性癖の男で、ド頭からの語りは「君」か「愛花」から聞いた話です。まあ要らんかと思って本文中には書いていませんが、寝取られてド鬱の「君」が部屋に来る度にぽつぽつ漏らす「愛花」との思い出を笑顔で聞いています。それを更に語り返して「君」にねえねえどんな気持ち?をし続けているイメージです。素敵な男性ですね。
大体こんな感じです。最後の展開はただの趣味です。講評でもやっぱり気付かれちゃった!細かく読んでもらえて本当に感謝です。
極光、タイトルは仮決めで後から直そうと思っていたんですがうっかりそのまま投稿し、でも結構合っていたみたいなのでセーフでした。
大賞嬉しいな。いや嬉しいかな……? 嬉しいんだけど寝取りの王って外聞が悪すぎませんか?困ったな。
自作語りは以上です、ご清聴ありがとうございました。
そして俺の親友、姫ことサイコバニーくん。今回は本当にありがとうございました&お疲れさまでした!
じゃ、行こうか。
また会いましょう。
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