3月4日 書籍化と恐竜神父とグレゴールザムザ

 カクヨム投稿作の不能共(https://kakuyomu.jp/works/1177354054918366188)が書籍化する。4月24日発売予定だ。たくさん読んでくださったみなさまのお陰です、ありがとうございます!どうぞよろしくお願い致します。

 こちら情報ページです。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001441/

 装画を鈴木次郎先生にお願いしております。まだ反映はされていないのですが、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ最高なので是非見て欲しい。よろしくお願い致します。


 書籍化の話はさておき、必殺!恐竜神父を観た。実は二回目だ。私の相互フォロワーたちはしばしば映画の同時視聴を開催しており、せっかくなので私もちらほら参加している。

 今日の昼過ぎに行われた同時視聴は必殺!恐竜神父で、前に一回観たのだが面白くて好きなのでもう一度観た。

 この面白い、けっこう言語化に困る面白いなんですよね。間違いなく低予算で、特殊効果作る費用か技術かなにかが足りず、思い切り字幕で「特殊効果」などと出たりする。車の運転のみで中国に辿り着いたりする。途中のラブシーンでは主人公の男性の裸体のほうが積極的に映され、突然サプライズニンジャしたりする。あとタイトルのとおりに主人公の神父は恐竜になる。

 これだけ並べるとトンチキ極まりないのだが、合間合間の品というか……センス? が良くて、このトンチキさをエンタメとしてかなりうまく昇華してあると思うんですよね。いわゆる日常回のようなパートは音楽に載せて楽しく流しており、クソ映画と呼ばれる映画特有の、合間にダレる無駄なカットがないどころか、尺伸ばしの無意味なシーンが存在しない。

 だから最初から最後まで普通に観れちゃうし面白いのかなと思った。トンチキにせざるを得ない部分をボケとして使うことに秀でた映画なのかもしれない。ついでのようだが曲が全体的に好きだ。昔のアメリカンロックスタイルというか…。なんだか懐かしい気持ちになると同時に楽しい気分になってくる、とてもいいチョイスだと思う。

 恐竜神父、アマプラで観られるので是非観てください。デストイレは観なくていいです、特に2。


 リンバスというものを始めた。まだ全然進んでいない、チュートリアル中に一回落とされてやり直すなどもした。でも始めた。始めた理由がグレゴールザムザです。カフカの。変身の。

 なんでも使えるキャラが文芸作品…?に因んであるらしい。確かに主人公はダンテだしドンキホーテとかヒースクリフとかがいる。私は全然詳しくないのでムルソー、ヒースクリフ、グレゴールで打ち止めだったんですが、グレゴール。グレゴール!?

 好きなんですよね、虫。目が虫になる女の話を書いたくらい虫が好きです。蝉と芋虫が好き。芋虫。つまりグレゴールザムザおれはお前が好きだ。

 でもリンバスのグレゴールは芋虫というわけではないみたい。どれかといえば甲殻類っぽい? ゴキブリ? 昔実家にいた頃、めんどくさいから出現するゴキブリを放置していたのだが、そうしたら居間に私一人しかいないときは普通に真横を闊歩するようになったことがある。偶然だとは思うけど「こいつ潰して来ないな〜」と思って真横を闊歩するようになったんだとしたら愛せるなと感じており、じゃあリンバスのグレゴールも潰さなければ私の真横を闊歩するようになるかもしれない。見た目は苦労人風のくたびれたおじさんなんですが、なんと長髪!!!!!茶髪?だけど黒に近いから全然黒髪長髪認定で良いと思うのでグレゴールザムザ俺はお前が好きだ、一緒に殺そう。なんか……よくわからんけど敵をいっぱい殺すゲームみたいだから俺のボニーになってくれ。

 まだ全然進んでないし正直キャラの育て方も全然わからないし編成の組み方もまるでわからないんですが、ちまちまプレイしていきたい。

 ヒースクリフくんもいいな。ホンルくんは黒髪長髪男性なので全面無罪の勝ち確です。カワイイ!


 そんな感じの一日でした。今からハヤシライスを作ります。

 また会いましょう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る