第5話 コンビニ発見

 地元で目にしない怪しげな集団だ。その後をつけるのはやめた方がいいだろう。どこかでヘマして見つかったら、どんな運命が待っているか分からない。こう見えて、俺は結構慎重なのだ。

 と言う訳で、怪しげな集団の事は華麗にスルーして、ついでに記憶からもしっかりデリートする。俺は何も見ていない。これで良し。


 そこからはいつものルートを能天気に歩き始めた。このまま歩いていると見えてくるんだよな。お馴染みのお店が。


「おっ」


 そう、それは地元に愛されているコンビニ。俺の子供の頃からあるから、このコンビニは俺にとって馴染みの場所のひとつだ。漫画雑誌の発売日には必ず寄って立ち読みをしているし、美味しいスイーツがあったらたまに買っている。ホットスナックも美味しいんだよな。

 今日は雑誌の発売日じゃないから寄らなくてもいいんだけど、どうしようかな。



 小腹が空いたるし、何か買おかな

 https://kakuyomu.jp/works/16817330648988682894/episodes/16817330649065597129

 ちょい金欠やしここは我慢や

 https://kakuyomu.jp/works/16817330648988682894/episodes/16817330649068786823

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