やっぱり寄せ集めの軍隊に、複雑な動きは難しいですね…
フィリップでも、「私が真ん中で受けるから、あんたら左右から挟み込め」
ましてやドイツ諸侯連合軍(あえて皇帝軍とは言わない)は、
正に烏合の衆。
ローマ時代にローマ兵が無類の強さを誇った理由がわかります。
機動的な軍隊、は30年戦争までお預けですかね…
作者からの返信
フィリップはリチャード相手に散々だった(笑)から、その辺の反省を踏まえて、軍隊の組織化に取り組んでいました。
だからこういう「動き」が可能なわけで……。
一方の神聖ローマ帝国。
おっしゃるとおり、諸侯の「群れ」であり、その諸侯の兵も、やはり人の「群れ」。
そんな「群れ」が組織だった相手に勝てるわけもなく……。
ある意味、ジョンがブーヴィーヌに行った方が良かったかもしれません。
たしかに「機動的」は、この頃はまだちょっと無理ですね^^;
ありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
フランドル伯爵ううう。
期待していたはずのオットーさんもびっくりの出オチっぷりだよ。
獅子心王と殴り合ってたフランスはやはり強いのか。面白かったです。
作者からの返信
フランドル伯も、功を急いだ印象が否めません(笑)
いやまあ、フランスに接しているから、そりゃあ早く叩きのめしたい気持ちも分かりますけど、相手は心理戦ならお手のもののフィリップだし^^;
獅子心王にボロクソにされた(笑)フランスですが、フィリップは軍隊の組織化ということに意を用いて、兵の運用をこころがけています。
その「組織」に、フランドル伯の「群れ」がかなうべくもなく……^^;
ありがとうございました。
やっぱり諸侯を糾合した軍と、単一の指揮命令系統に従った軍は違いますね。
兵站を軽視するというか概念がないのはこの時代の共通認識でしょうけど、オットーももうちょっとやりようがあったんじゃないかな。
作者からの返信
そもそも神聖ローマ帝国自体が諸侯のゆるーい連合体みたいなイメージですし……。
そういうゆるーい国のゆるーい軍隊なんで、そりゃあねえ、と思います。
実はリチャード獅子心王も皇帝にという話があったんですが、やめてるんですよね。
この辺のゆるーいところが気に入らなかったのかもしれません。
……オットーはちょっと、これじゃあフリードリヒに負けるよね、という方だったんで、やっぱ無理だったと思います^^;
ジョンが北部方面軍を担当できればワンチャンだったんでしょうけど……。
ありがとうございました。
フランドル伯って、いまのベルギーの君主ですよね。
イングランドをバカにしているので、「獅子心王より弱い」とか言われると、ダメになっちゃうんですね。
十字軍で君主どうしが知り合いなので、臣下もやりにくいですよねー。
この時代、鎌倉幕府の源実朝の治世と重なるんですね。
いい国つくろう尊厳王。
おもしろかったです。
作者からの返信
フランダースのフランドルですから、やはりその辺かと思います^^;
イングランドのジョンがいないと、ここまで大規模な二正面作戦ができなかったのに、いざとなるとこうなるフランドル伯(笑)
あと、ジョンの奴は十字軍に参加してないだろ……という侮りもあったかも。
そう言えばこのあたりは鎌倉が揺れているあの時期でしたね。
欧州もまた揺れて……やがて教皇から王たちの時代に、という時期でもありますね。
ありがとうございました。
拝読致しました。
戦場において兵は質か量か。
一概にどちら、とは言えないと思いますが、やはり率いる人が率いるならば質なのでしょうね(^_^;)
オットーさんも、勇猛果敢にせめたのでしょうが……ちゃんとした戦略戦術を練れる人にたいしては、まあ通じないですよね。
大戦略の片翼をもがれてしまったジョンさんの命運やいかに?Σ(゚д゚lll)
作者からの返信
はっきり言うと、同じ猪突猛進なら、兄貴のリチャードぐらい突き抜けていれば良かったんですけどね^^;
そsて、いかんせん小狡い面があるオットーさんでは、狡さの極致ともいうべきフィリップ相手じゃねぇ……。
ただでさえバラバラな軍隊が、文字通りバラバラに^^;
ホント、ジョンさんかわいそすぎでしょ、と思います。
ありがとうございました。