第10話彼女

「田村!足が速すぎるんだよ!」


鷲尾は、田村の背中に言った。


「いつもの事じゅあ、ないですか?」


学校まではスゴい坂道だった。


でも、あんまり辛くない。


体力あるって楽しいな。


グランド到着。


並列した。


「田村はどうした?」


この声は、鬼山監督。


「下痢のためトイレいます。」


田村がタイミング良くきた。


「下痢は、大丈夫か?」


「下痢?あぁクスリ飲んだんで大丈夫っす!」


帰り道、「田村ごめんな。」


と鷲尾が言った。


「先輩が謝るなんて珍しいですね?」


え?苺の家に着いた。


「じゅあ、先輩お疲れーす!」


インターホンを鳴らした。


「あれ?いつもインターホンなんて鳴らさないのに。」


苺の母さんだ。


苺、2階だからと言って台所に母さんは消えいた。


2階に上がって苺の部屋に入った。


苺は、机に向かって何かしていた。








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