第5話腱鞘炎
「あーサイン書きすぎた。」
「か、監督。大丈夫ですか?」
田村が心配そうにバナナを食べていた。
「田村‥手首が痛いんだけど?それとバナナの前でバナナを食べるな!」
「すみません!」
バナナは、カップラーメンを食べていた。
「阿修羅の球、良い感じだ。」
「マジですか?」
阿修羅も、何故かいる。
「明日は、打たせるな!」
「はい!でも‥‥。」
「お前は、明日からS男だ!」
俺ってMなのにな‥‥。
「明日は、ランニングだな。田村!明日は仕事休め!ランニング苦手な阿修羅のケツを叩け!」
「分かりました。」
次の日。
「田村は?」
阿修羅に鷲尾は、聞いた。
「田村さん、配達に行きました。」
「配達?」
「田村さんの家、酒、卸してまして。」
ふーん、良い事聞いた。
「みんな、田村大先輩をマラソンがてら見つけろ!そして連れて来い!」
「はい!!」
鷲尾は、言うとベンチで寝始めた。
「鷲尾監督!」
「ん?」
あーあの女子高生3人組か。
「署名集めました。」
「何の?署名?」
「女子の野球部設立です。」
鷲尾は、ポカーンとしてしまった。
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