第3話ドMな男

「バナナ食べまするか?」


「お前、名前は?」


「バナナ!」


鷲尾は、休む暇がない。


寝れば少女にズボンを脱がされるしバナナしかないし‥。


田村は、バナナ食べて居座るし。


「田村!ピッチャーは左利きか?」


「はい!」


「何キロ出る?」


「145キロです。本人来てます。」


「阿修羅蒼太です。」


来てるのかよ。忍びかよ。

バナナ食べてるし。


「夏の大会が野球卒業です。甲子園に出たいんです!鷲尾監督お願いします。甲羅高校を甲子園に!」


「分かった!明日から甲羅高校のグランドに行く。」


「こら!阿修羅!土下座だ!鷲尾監督にお願いしますだろ!」


田村は、阿修羅を蹴りまくった。


「おい!おい!選手を大切にしろよ!」


と鷲尾は、田村の事を押さえた。


「大丈夫です。こいつドMなんで。」


阿修羅は、顔を真っ赤にしてにっこり笑った。


「あぁ、謎の美少女。韋駄天。ドM。ヤバいだろ。」


「バナナ入れるか?」


「お前、何気なく下ネタにしてるな。」


「てへ。」


可愛いな‥こいつ、まぁ、バカだから理性は保たれる。










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