応援コメント

第32話 おかえり」への応援コメント

  •  国産タケノコ様、コメント失礼致します。

     誤字報告です。
    > 言葉とは裏腹に、梓は優しく俺の背中に腕を周してくれた。
    ⇒「周して」は独自の当て字になりますが、小説賞を狙っているときは極力独自の当て字は避けたほうがよいですね。ここでは「腕をまわしてくれた。」とかな書きすれば「腕をぐるぐる回した」ようには映らないので、かな書きをオススメ致します。

     以下感想です。
     夏目さんが涙をこぼしたときに発動する、髪飾りに封じた魔法。
     感情のほとんどを失った夏目さんが涙を流せたのは、すべての感情が失われたわけではなかったから。
     それは高坂くんの心に「まだわからない記憶」が残っていたことに関係していたわけですね。
     高坂くんが髪飾りに動機づけしていたのは、夏目さんが感情を失うとき「泣く」というキーアクションが最後に残るように影響を与えていたのかもしれませんね。
     そうすると、やはり高坂くんは最高の魔法使いだった、ということになりますね。

     あとはエピローグを残すのみですね。
     物語を最後までしっかりと味わいたいと存じます。