第23話

 頭に思い描いた事を、本にした。

 面白い事に、頭の中のお話が具現化して全部本当になったの。

 

 頭の中で考えられ事くらいは全て叶えられるし、その力を持ってる。

 自信を持って信じてあげるだけで、ぽんぽんと叶ってく。


 《やっと信じてくれたね、ありがとう。》


 「どういたしまして、待たせてごめんね。」


 この時、私の中の女と男が仲直りした。

 そして子供の私と大人の私が繋がった。


 固定概念をひっくり返してこそ、誰も見たことがない世界を見れる。

 織田信長が比叡山を焼き討ちにした様に、正常に機能していない物を一度壊してこそ新しいものに変化する。 


 破壊したら再生させるまでがセット、それはもうワンステージ引き上げるような事。

 破壊に持っていくだけだったら半人前。


 超自然現象と一緒なの

 ハリケーンのように

 破壊と創造の衝動は同じ衝動。



 世の中変わるタイミングは、空気が生暖かい。

 みんな大義名分を欲しがる。

 菊花紋章だと思ってるものは本当にそうか?

 この紋所が勝敗を分ける?

 どっちに大義名分があるかで戦局が勝敗が2点・3点ひっくり返る。


 その時代から外れてみれば、馬鹿みたいにみえる。

 でも馬鹿になれる事は本当は人が1番憧れるものではないか?


 自分のエゴに忠実になった者が分け与えるだけの物を得られる。

 その欲こそが人間の原動力でもあるのに、その欲をあたかも隠そうとする。

 欲望と言うエネルギーの矛先が願望成就。


 欲をネガティブなものとブロックをかけている以上は、一生欲しいものは手に入らない。



 自分で自分に分からせる為のこれまでで、ターニングポイントも設定どうり。

 私が始めた事を一区切りさせる為に、もう一度私として転生した。

 私が始めたこの一族のパターンを。

自分で作った物語を自分で終わらせにきた。

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