第9話
ここは綺麗な綺麗な草原。ここには愉快な仲間達が…
「ウギャァァァ!」
いつもの緑色のゴブリンが10体やって来た。もうこれには慣れた。
俺は魔法を繰り出した。剣?そんなもん知らん!
「『火魔法・ファイアーボール』ッ!」ボンッ
「―ッ!アギャアギャアギャ!」
ゴブリンはそんな断末魔をあげ、灰になった。ん?何その魔法?だって?俺、一応3ヶ月経ったら強くなるんだぜ?
名前 不明 職業 正式な冒険者 性別 男
Lv15 ポイント 30
HP 170
MP 1000
力 1
守 1
速 3000
運 105
再 28
スキル
再生能力上昇 9
破壊・エクスプロン 2
妖魔法・ダーマキャノン 2
火魔法・ファイアーボール 10
園芸魔法 5
移動魔法 10
召喚魔法ゴブリン 5
電光石火 26
能力制御 MAX
称号
洞窟の制圧者(キテントリー伝説洞窟)
優しき者
魔法コレクター
どうだ!ステータスが上がっているだろ!攻守以外は…
あ、新たに手に入ったスキルと称号はこんな感じ
『火魔法・ファイアーボール…火球を飛ばす』
『園芸魔法…花を咲かせたり、成長させたり出来る。その他にも効果あり』
『魔法コレクター…魔法を5つ以上持っている証拠、MP+20』
ポイントで魔法ゲットしまくってたらいつの間にかこんなんになってた。魔法って、つい試したくなるんだー。
さて、ゴブリンの素材も手に入ったし、帰るか。その瞬間、
…ん?何か眠気が。昨日徹夜でしたからか?あ、やばい寝ちゃう。おやすみ。
俺は寝てしまった。
再び目が覚めた。あれ?襲われて無いな。このまま死ぬと思ったのに、そう考えながら転移魔法の準備をし始めた。行くぜ!転移魔法!
しーーーーーん…
…あれ?発動しない?もう一回。転移魔法!
しーーーーーーーーーーーん…
「…」
転移魔法をしようと森の中で1人で両手を広げている俺、しかし、転移魔法は発動しない。ただ草の揺れる音だけが聞こえる。側から見たらただの変な人。そう思えるくらいに静かだった。
俺は悟った。ステータス画面をみた。
名前 不明 職業 正式な冒険者 性別 男
デバフ 魔法封印 ポイント 30
原因 デバフ
やっぱり、これが原因か。
…あれ?俺どう戦えば良いん?
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