応援コメント

氷の剣士 2」への応援コメント

  • オレステス様、なんていい人♪
    スパルタの子どもたちを思うと救われた子たちのなんて幸せなこと
    フレくんの忠誠心、いかばかり

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     当時の戦災孤児は、たいてい奴隷にされますから、赤ん坊のフレイウスはオレステス将軍に助けられて、非常に運が良かったと言えるでしょう。

     オレステス将軍も、フレイウスに何かを感じて、そのまま育てることにしたみたいです。
     こうして抜きんでて優秀な男『アテナイの氷の剣士』フレイウスが誕生しました。

     スパルタで、ひ弱に生まれた子供たちは気の毒ですよね。
     スパルタは、弱い者を間引きすることによって、戦士の粒がそろってます。
     が、アテナイや他のポリスではそういう風習がないので、兵に弱い者も混じっています。

     フレイウスのように、ずば抜けて戦闘力があり、頭もよく、忠誠心の強い者はとても貴重です。

  • フレイウス、とても13歳とは思えない賢い子ですね…養父のオレステスも立派な人物であると分かります。
    こんな古い時代に民主主義を掲げていたとはなおのこと驚きです。しかしそんな理想の政治を守るには軍事力、そして優れた指導者が必要なわけで…難しいですねえ。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、フレイウスは、13歳とは思えないほど賢く、強く、オレステスは彼を高く評価しています。
     アテナイの未来を担っていくに値する息子と思っていますね。

     民主主義はこの頃はまだ、黎明期でした。
     試行錯誤を繰り返し、良くなったり悪くなったりしていたみたいです。

     そんな民主主義と兼ね合いながら、アルクメオン家を中心とする氏族組織は、十人の将軍たちが養子をとり、忠誠心の強い者を育てて、要所に配置する、という形でアテナイ防衛をしています。

     兵が逃げ出したり、裏切らないようにするためには、まず、要所に配置された指揮官がしっかりしてないとだめですからねー。
     指揮官が逃げたら、兵も続いてしまいますw

     当時は、びびったらもう負け、みたいな部分が大きいですからねぇ。

  • ああ……こうやって、忠誠心の強い人が誕生していくのですね。
    主従の絆というのは史実であれ、物語であれ大好きなのですが。
    恩義とか愛(!)とか人の感情が深くかかわってくるんだな〜って思いました。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、アルクメオン家を中心とする氏族組織は、十人の将軍たちが養子をとり、忠誠心の強い者を育てて、要所に配置する、という形でアテナイ防衛をしていたようです。

     兵が逃げ出したり、裏切らないようにするためには、まず、要所に配置された指揮官がしっかりしてないとだめですからねー。
     指揮官が逃げたら、兵も続いてしまいますw

     当時は、びびったらもう負け、みたいな部分が大きいですからねぇ。

  • 民主主義を実践するコストとリスクを分かったうえで、あえて実践する。
    アテナイという強国だからこそできる余裕とも言えそうですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、アテナイは、戦でスパルタにかなり負けてたりしますが、それでも大ポリスで強国でした。

     なので、民主主義を実践するコストとリスクを分かったうえで、あえて実践できたと思います。

  • あれ? 子供は国の財産では……? と思ったら、ここはアテナイだったw
    どうやら大分スパルタに毒されてしまったようです。
    今なら、祖国はどこかと聞かれれば、スパルタと答えるかもしれません。

    >アテナイ市民は総じて知能は高めだが、個性が強い。
    >アテナイ独特の自由な気風きふうの中、てんでんばらばらに考え行動する。
    >創造力は高いが、個人主義でわがまま、まとまりがない。
    ここら辺って、史実なんですかね?
    なんか私の中にあるアテナイのイメージもだいたいこんな感じなんですよね。

    作者からの返信

     火乃玉さま、ついにスパルタ人になってしまわれたんですかwwwww
     不味い飯食べて、ムッキムキになってくださいねwww

     おっしゃる通り、アテナイは事実、だいたいそんな感じだったようです。
     火乃玉さまもそういうイメージでしたか。
     それでよろしいのではないでしょうか。

     先にソクラテスのことを、ちらとお聞きでしたが、彼は、多様性の許されるアテナイに生まれたから、哲学できたんだと思いますよ。

  • フレイウス、いいコや…涙
    オレステスはアテナイの未来を見据えていて、フレイウスがそれを託すに値する息子と認めている様子が見て取れます。それが今回のティリオン探索にも活きてきそう。これはもう早く再開してほしいかも。

    作者からの返信

     フレイウス、いい子ですよねー。
     オレステスは、フレイウスを高く評価しています。
     おっしゃる通り、アテナイの未来を担っていくに値する息子と思っていますね。

     そして、そんなフレイウスとティリオンの関係は……

  • 個人主義でまとまりのない国だろうと、政治をする人たちがそれでは困りますものね。華がなかろうと堅実でないと。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     この頃は、まだ民主主義の黎明期ですので、色々な試行錯誤があり、失敗も多くあったようです。

  • こう言う展開なら、むしろティリオンには見つかって貰って、罪に問われない(問われない?)ような状態と言うことを知ってほしいかも。

    フレイウスと早く合流出来ればいいのかな? 

    それにティリオンと姫が結婚でもすれば、アテナイとスパルタの二大ポリスがくっつくかも。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ティリオンは、罪に問われないのでしょうか。
     フレイウスと、合流できればいいのでしょうか。

     ただ、ティリオンの方は、事件のあと、逃げてしまったので、アテナイ側の意図は知らないのです。

     ティリオンと姫は、結ばれるのでしょうか。

  • フレイウスくんがいじらしいですね

    父を見捨てても守るとのいいつけがあったのですね

    作者からの返信

     ですねー。
     13歳のフレイウス、いじらしいです。
     オレステスは、どういう意味で、そのような事を言い出したのでしょうか。

  • フレイウス、この歳からなんと真面目なんでしょうw
    ちょっと真面目過ぎるかしら。
    でもそれだから重要な任務を課せられるのよね~。
    うんうん、さすがオレステス。

    作者からの返信

     フレイウス、真面目ですね。
     ひとつには、本人が言ってますが、
     戦場の死体の山の中で泣いていた赤子を、オレステスが掘り出して助けてくれた。
     という、どこの誰の子かもわからない素性だったから、かもしれません。

     戦場で孤児が出るのはしょっちゅうで、たいていは、勝者の奴隷にされるんですよ。

     でも、オレステスは、フレイウスをそうはしなかった。
     オレステスは、フレイウスの中に、何かをみいだした、のかもしれません。
     ともかく、フレイウスは恩義を感じ、養父の役にたとうと、真面目にがんばった、こともあると思います。

  • 政治学の本を読んだ時に、原初の民主政治はギリシャにあってそれは現代のような代表民主制ではなく市民全員が参加する直接民主制だった、という記述を見ました。確かに市民全員で色々なことを決めるのは大変そうですが、自由な社会ゆえに学問や芸術は発達しそうです🙏🏻しかし戦争には弱かったんですね…

    そしてフレイウスが父やその主人をおいても守るように言われた人というのは、やはり…

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、会議などで全員の一致をみる、というのは、なかなか難しくて、もめている間に、敵が来てしまいます。

     過去、ペロポネソス戦争でも、そのあとのコリントス戦争でも、スパルタに敗北しているのは、やはり、まとまりに欠けていたから、と思われます。

     王のもとに、一致団結して戦う、筋肉派のスパルタは、強かったですから。

     ペロポネソス戦争でも、スパルタに攻められ、アテナイ市で防衛籠城して、その中で疫病が流行り、ペリクレスが死亡していますので、ま、戦いに強かった、とは言えないでしょうね。

     ただアテナイは、海戦は、そこそこ得意だったようです。
     海運業が発達した国だったので、操船や海流の読みに、一日の長があったのかもしれません。

     そして、フレイウスが、全てを捧げて守るように求められたのは……

    編集済
  • なぁんとぉ!
    その方とは……

    作者からの返信

     アテナイは、何度もスパルタとの戦に敗れて、学び、氏族組織、という防衛機構を作り上げているようです。

     テバイは『神聖隊』という、兵の逃げない部隊、を作った。

     アテナイも、民主制と折り合いながらも、軍の要所には、強い忠誠心を持つ人材が必要、と考えたのでしょう。

  • おお、そうなんですね。
    フレイウスとティリオンは、深い絆で結ばれていそうですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、そうなんです。
     フレイウスとティリオンは、深い絆で結ばれ、長い付き合いで、特別な関係でした。

  • フレイウスとティリオンの関係は、深くて長いものの様ですね。

    アテナイは、この時代、兵力を職業軍人に負わせる時代になっていたのですね。
    そうして、「自由市民」といいつつ、その家格には上下があったのでしょうか?
    「建前と本音」という部分なのかも知れませんが、次第に、マケドニアのアレクサンドロス大王の時代に近づきつつあると言えそうですね。

    ちなみに、この時代、イタリア半島では、都市国家ローマが台頭しつつありました。
    この頃かやや前くらい、まだまだ未開な辺境国であったローマは、先進地域であったギリシァは、使節団を派遣して、その政治制度を研究したらしいです。
    その結果、ローマでは、アテナイ風の直接民主主義は取らず、「共和制」という制度を整えていった、のだそうです。

    作者からの返信

     はい、フレイウスとティリオンの関係は、長くて親密なものです。

     アテナイはペロポネソス戦争後の、軍政の改革によって、職業軍人がいるようになりましたが、戦時には、一般市民、奴隷兵、傭兵も参加していました。

     軍隊の核となる部分に、アテナイ産の職業軍人がいて、緊急招集したその場しのぎの素人や、裏切る可能性のある傭兵だけに任せないようにした、とう感じでしょうか。

     実際はこのころ、民主制アテナイでは、貴族というのは形骸化していて、ほとんど全員が自由市民、であったと言われています。
     ただ、日本でも、みんな平等だとは言いつつも、いわゆる上級国民、などと呼ばれる人たちがいるように、公職についている者や昔からの名家、富裕層は、庶民とは明らかに違いますよね。
     そういうイメージと、物語的にロマンを持たせるために、貴族という身分を強めに設定しています。
     
    「ギリシャ物語」でお読みになっている部分は、現在B.C.371ですから、アレクサンドロス大王(B.C.356〜B.C.323)は、もう少し後の生まれですね。

     共和制ローマについては、デリカテッセン38さまのほうがお詳しそうです。
     私はそこまで、筆が進んでいないので、詳しくは調べてないんですよ。
     おそらく、おっしゃる通りであろうと思います。

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     せやった、こういう話だったと本編の展開を改めて思い出しました。


     ティリオン、いろんなことを知らないままなんだなあ。フレイウスがこちらだと若い、という印象を受けましたが、苦労人なのは変わらなかった(≧∇≦)
     面白かったです。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     これはフレイウスの回想シーンですので、オレステスと話している当時のフレイウスは、13歳です。

     ティリオンは、7歳になる直前くらいです。
     面白かったと言っていただけて、嬉しいです。