第38話 甘くない時間
難病発病した人間、この信太郎の時間は誰もわからない、看護士が笑い方を教えた。
信太郎
「まあ、運が悪い、これはあるわ」
女性
「そうね、普通に運が悪いわ」
信太郎
「全くだ、だから賭博はしない、自称友達に足を引っ張られた、覚めたから、閉鎖のゲームセンターにコインを300枚預けた」
自称友達も変わらないやり方。
信太郎
「姉ちゃん、二千万円は良かった、自称友達がうろうろして、真面目に困る」
女性
「自称友達ね、お父さんは立派な方ね」
信太郎
「ああ、地獄だった、我慢できないから逃げた、気づいたらあれだよな、難病発病とかさ」
女性
「詐欺?」
信太郎
「祖父の土地取引、不動産から連絡がきた」
稀な運が悪い奴。
信太郎
「救いがねぇ、だから横浜市難民キャンプはそれでいいかなって」
女性
「なんで」
信太郎
「横浜市難民キャンプのクーデター、俺が強奪、派手にやった」
シャルフィーネ
「なんで信太郎がクーデターするの?」
信太郎
「簡単だ、嘘をついた、許せなかった、俺は生きる為に努力を強制した」
女性
「成る程ね」
信太郎
「簡単だ、なにもしない、俺は生きる為に努力を強制した、横浜市難民キャンプの異端児だ 」
女性
「不思議ね」
信太郎
「ああ 」
様々に経験した信太郎の成長した。
女性
「でさ、腰に忍者刀よね?」
信太郎
「姉ちゃん、物知りだな、今どきの若い側は日本刀ってさ」
女性
「世代交代ってあるわね」
信太郎
「全くだ」
女性
「でも、忍者刀を日本刀って、絶対言わないわ、忍者刀は普通は片手剣よ、日本刀はありえない」
信太郎
「姉ちゃん、若い者に難しい話はだめた、ついてこれねぇ」
複雑な顔をした。
信太郎
「凄いバカになった、雄、牝だってよ、昔話は明日の為だ」
女性
「成る程、私が物知りになったんだ」
この悲しみは深い女性。
信太郎
「ああ、事典が八冊はある、今どきは本を読めない、疲れたって、表紙を開いて、ぱたんだ」
女性
「そう」
信太郎
「ああ、それから旅して、今どきの若い者は運動は好きでも、表紙を開いて、ぱたんだ」
信太郎が前に歩いて金遁の術。
信太郎
「姉ちゃんは古い旧式がわかったか?」
頷いた女性。
信太郎
「姉ちゃんも魔力とか好きだろ」
女性
「ええ、好きよ」
信太郎
「だよな、アジアの人間が魔力以外とは無理だ、他より劣る、明らかに劣る」
女性
「普通は言わないわ、言ったら、珍しいわ」
信太郎
「そうかい、でもな、腹を浮かせて、空に上げたら、地面に落ちて、いたいよーって」
女性
「戦闘兵器が好きなの?」
信太郎
「姉ちゃん、物知りだ、だからあまりしない、普段は騎士がばりばりだ」
左右のシャルフィーネ。
女性
「成る程ね」
信太郎
「まあ、別にいいだが、がちがちの法秩序でもあるぜ、法律を守れだ」
女性
「働いてばかりね、もっと遊びなさいよ、時間なんて、あまりないわ」
信太郎
「姉ちゃん、汝欲する事なせだ」
納得した。
女性
「良かった、良かった」
この信太郎と女性、この経験が多い信太郎、この知識に対した意識。
シャルフィーネ
「戦闘兵器っていうのね」
女性
「お嬢さん、間違えてる、戦闘兵器だから、成り立つ、完全無欠の戦闘兵器を目指すの、最強だけを目指す、狂ってる位にね」
シャルフィーネ
「やっぱり、理解が増えると不思議」
女性
「彼、侍もできる、騎士もできる、所謂、君主よ」
シャルフィーネ
「理解が増えるわ」
女性
「騎兵できるでしょう」
信太郎
「これは大変な事に」
争いは停止。
信太郎
「姉ちゃん、名前は信太郎だ」
女性
「泉よ」
信太郎
「姉ちゃん、泉って柄かよ、昭和でもない、平成のきらきらネームだ、名前間違えてる」
女性
「ひばり」
信太郎
「うわ、きらきらネームでた」
シャルフィーネ
「なにそれ?」
信太郎
「きらきらネームは造語、名前を造語につくる、美空ひばりとか、芸能人の名前を勝手に使う、これは違法行為の重罪、父親はヤクザだ」
ひばり
「はい正解」
信太郎
「全くヤクザの娘か、なら安心だ、ヤクザの娘は安心、普通の騎士より安心、日本一の裏社会人だから」
シャルフィーネ
「盗賊ギルドの訓練生が二人なるのね」
信太郎
「シャルフィーネ、素晴らしい」
ひばり
「でました盗賊ギルド」
信太郎
「だが現実の訓練生は盗賊ギルドだ」
この信太郎の味方が増えた。
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