お読みいただきありがとうございます！

実は一人の人間の人生を描くという事で二つ考えている事がありまして、
一つは人生の終着時点での【幸福度】というのは人生の前半、人格形成時の【不幸度】で決まるのではと思うのです。
傷ついた事のない人間が人を思いやれないように、怒りをぶつけられて育った人が怒りやすくなってしまうように、【不幸度】というのは非常に大きな役割を担うと思うのです。

もう一つは【行いは返ってくる】という考えです。
善い行いも悪い行いも必ず返ってくるものだと常々思っているのでそこは【空】という一人の人間の人生を描く上でテーマの一つだなと思っています。

長々説明してしまったのですが、【不幸度】と【行いは返ってくる】という二つの点はこの作品で大事にしたい部分なので、今後も空は完全幸福という訳にはいきませんが、空の人生はきっと悪いものにはならないはずなので、もしよかったら今後も完結まで読んで頂けたら幸いです！