応援コメント

ベランダの話(山戸先輩・大学三年・男性:地)」への応援コメント

  • 誰も痛い思いもしてない何かしらの被害にあったわけでもない、集合住宅のベランダというよくある風景、赤いシャツを着てる人がベランダに立っているという日常にあってもおかしくない光景、なのに「その場所が毎回違う」という、『常識』を付与すると急になにかおかしい、なにか不気味な怖い話になるという…。生命の危機とかそういう部分から来る恐怖とはまた別の、「訳の分からなさ」に起因する怖さと違和感について思わず考えてしまいました。実害がないから忘れてしまうこともできそうだけど、訳が分からないって結構怖いですね…

    作者からの返信

    感想をありがとうございます。
    ちょっと頑張れば見間違いだよな、で押し通せるしすごく頑張れば実際そういう人間がいたのかもしれないし、という怪奇現象としても曖昧な話にしてみました。実害もないし血も刃物も出ないけれど、ふんわり嫌な話。
    地味目な怪談らしきものが続く話ですが、怖がっていただけたなら大変嬉しく思います。ありがとうございます!