19、レバント海峡海戦4



【新暦2445年8月7日PM4:05】※現地時間



 こちらは第2潜水戦隊の海上支援分隊。


「伊65から緊急通信が入りました!」


 通信室からの伝令だ。

 電文片手に潜水母艦【靖国丸】の艦橋へ上がってきた。


「長官連絡か?」


 湯殿賢治ゆどのけんじ大佐は反射的に問いただした。

 湯殿は分隊長兼靖国丸艦長だ。

 役職上、まずは醍醐長官からの連絡か否かを確認しなければならない。


「醍醐長官からの緊急連絡です」


 醍醐は、みずから戦隊司令官に格下げしている。

 だが誰も戦隊司令官とは呼ばない。


 醍醐はいかなる理由があっても潜水艦隊の司令長官。

 それが彼らの誇りなのだ。


「わかった。読み上げてくれ」


「支援分隊へ緊急救援を要請する。現在、海藻状生物の大群にかこまれ浮上中。身動きが取れない。他の潜水艦も接近できないため、護衛駆逐艦による爆雷攻撃での排除を要請する。以上であります!」


 電文では【要請】とあるが、相手が醍醐なので実質的には命令だ。

 湯浅も当然のように命令と認識して動く。


「ただちに護衛駆逐隊へ命令。伊65救出のため即時出撃せよ。靖国丸も可能なかぎり追尾する。以上、伝えよ」


「了解!」


 伝令と水谷真吾みずたにしんご副長が同時に走り出す。

 伝令は通信室へ、副長は発光信号所へ行く手筈てはずになっている。


「機関始動。すみやかに全速へ移行せよ。航海長、伊65の位置は判っているな?」


「承知しております」


 航海長の指示で、操舵手が舵を動かしはじめる。

 救援に駆けつけるのは護衛駆逐艦4隻だ。


 護衛駆逐艦……実態は占守しむしゅ型海防艦。

 排水量は1020トン。


 全長78メートル、全幅9・1メートル。

 平均的な駆逐艦より一回り小さい。


 駆逐艦との最大の違いは速度だ。

 こちらは19・7ノットしか出ない(魔改造後は24ノット)。


 速度が遅いため、艦隊の作戦行動に随伴するのは無理だ。

 しかし潜水母艦や輸送船団の護衛ならできる。

 そういう設計で造られた艦である。


 潜水母艦の靖国丸は、潜水艦に魚雷や燃料/食料その他を補給するための艦だ。

 後方で待機するのが役目。


 最高速度は18ノット(魔改造後は22ノット)と遅い。

 そこで湯殿は、ともかく護衛駆逐隊を先行させることにした。


「海藻状生物とは、一体なんでしょうね?」


 初めて聞く表現に、航海長も目を白黒させている。


「さあ……行ってみないと何もわからん。ここが異世界である以上、何が出てきてもおかしくない。

 現場にいる醍醐長官が爆雷攻撃を要請された。海中爆発が有効と判断なされたからだ。ならば我々は粛々と要請に従う」


「現着まで1時間10分とのことです」


 戻ってきた水谷副長が、息を切らせて報告する。

 体力が自慢の副長が息切れ……。

 発光信号所までの往復を全力疾走してきたのだろう。


「もどかしいな。分隊隷下れいかにある航空潜水艦2隻から、爆装させた水偵すいていを出すというのはどうだ?」


 支援分隊には航空潜水艦が随伴している。

 伊10/伊17で、水上偵察機を1機ずつ搭載している。


 航空潜水艦とは、耐圧格納庫を持つ潜水艦のことだ。

 油圧式もしくは火薬式のカタパルトで、小型の零式水上偵察機を射出する能力を持っている。


 彼らの任務は、支援分隊として航空索敵を行なうことだ。

 零式水偵は30キロ爆弾を2発搭載できる。

 そのため軽爆撃任務に使用されることもある。


「爆弾だと海面で爆発するため、海中の敵には効かないと思います。その点爆雷なら、起爆深度の調整次第では根こそぎやっつけられます。たぶん長官もそうお考えなのでは?」


 さすが副長。

 湯殿の疑問をただちに解消してくれた。


「まあ……救援を要請するくらいだから、いますぐ撃沈される恐れはないのだろうな。では護衛駆逐艦に任せることにしよう。それから……我々の護衛が皆無になるから、周辺警戒をげんとするよう各員に伝えてくれ」


 靖国丸の武装は、15センチ50口径砲4門と13ミリ連装機銃2門。

 魚雷発射管や爆雷投射装置は搭載していない。

 そのため単艦での防衛には難がある。


 それを承知で護衛駆逐艦を行かせる。

 だから、あとは自前の装備で守るしかない……。


 ここは異世界、未知の海。

 これまでもカジキのような水棲爬虫類に体当たりされた。

 【爆弾魚】と名づけた自爆する魚で艦体を傷つけられた。


 いずれも2メートル前後。

 野生ののため航行には支障は出ていない。


 だがもし……。

 10メートル以上の大型生物が体当たりしてきたら。

 舷側鋼板に穴があく可能性がある。


 用心するに越したことはない。

 いまでは、これが連合艦隊の基本認識になっている。



※※※



 話は少しもどる。


 伊65は、巨大な移動する藻の大群に囲まれて動けなくなった。

 藻は、地球でいえば超大型のケルプのようなものだ。


 海底から海面までびっしり生えている。

 それが群れをなして移動する!


 艦体にぐるぐると巻きついて締め上げる。

 幸いにも、それ以上の攻撃はしてこない。


 明らかに、何者かによって使役されている。

 おそらく潜水艦の動きを封じるための策だ。

 輸送船に対する魚雷攻撃を阻止したいのだろう。


「分厚い昆布状の触手で巻きつくことや、全体が自発的に移動することから、まちがいなく海棲の魔物だな。しかも植物性の魔物なのに動きまわる。陸上でも徘徊はいかいする樹のバケモノがいるのだから、海藻のバケモノがいることを想定すべきだった」


 潜水艦の外側に、幾重いくえにも海藻が巻きついている。

 しかも常に締めつけているため、外板の鋼板も少しへこんでいる。


 無理矢理に機関を起動してスクリューを回転させれば……。

 少なくともスクリュー部分の海藻は刈り取れるだろう。


 しかし、スクリューが自由になっても脱出できない。

 艦体に巻きついた海藻は、引きちぎる片端かたはしから巻きついてくる。


 すでに周囲は、海面が見えないほど海藻だらけ……。

 多少動けたところで脱出できる可能性はほとんどない。


 醍醐に話しかけられた湯島一成ゆしまかずなり戦隊参謀。

 まるで叱られたかのように意気消沈している。


「なにしろ戦闘想定にない出来事ばかりで……申しわけありません」


「あ、いや、貴様を責めたわけではない。自戒じかいの意味で言ったのだ。それにしても……我々を足止めすれば雷撃できないと考えたのだろうが、まったく奇想天外な策だな。まあ、ひとまずは敵の作戦勝ちだ」


「ということは……他の潜水艦も、遅かれ早かれ襲われるとお考えですか?」


「敵が海藻の魔物をどれくらい保有しているかによる。用心はしておくべきだな。指揮下にある無事な潜水艦は、ただちに聴音しつつ戦闘海域から離れるよう命令を出してくれ。

 潜航中の艦には連絡がつかんから、直近ちょっきんの定時連絡時間まで無線通信をくり返すのだ。すでに海藻に襲われていたら浮上するしかないが、そうなってからではもう遅い。だから、あくまで退避可能な艦に対する命令だ。

 それから靖国丸に連絡して、護衛駆逐隊による爆雷攻撃を要請してくれ。海藻の群れは、外縁部から爆雷攻撃すれば誘導できるかもしれん。まあ、海藻に知性があるか、もしくはあやつっている者がいると想定しての話だが……」


「はっ! 通信手、ただちに指揮下の各艦およびに第3/第4潜水隊へ退避命令を出せ! 同時に潜水母艦分隊へ救援要請を出せ!」


 せまい発令所の中だ。

 全員が醍醐と湯島参謀の話を聞いている。

 そのせいで命令は簡潔なものとなった。


 命令を下してから5分後……。

 状況に変化はない。

 醍醐は外の様子を見ることにした。


 現在の伊65は浮上している。

 しかし発令所にいては外の様子がわからない。


 潜望鏡で見ようとしても、視点が高すぎて近くの様子が見れない。

 全容を把握したい!

 そう思った醍醐は、司令塔の最上部にある上部指揮所へ行く覚悟を決めた。


「副長、上部指揮所へ上がる。一緒に来てくれ。なお、拳銃の携帯を許す。湯浅参謀、発令所を頼む」


 潜望鏡の近くにある、司令塔へあがるタラップへ向かいながら声をかける。


「「承知しました」」


 2人の返事が重なる。

 副長は拳銃を武器収納箱から出して腰のホルスターに装着した。


 その上でタラップを登ると耐圧ハッチに手をかける。

 慣れた手付きでハッチを開けると、さらに登っていく。


 上部指揮所は、潜水艦の上に出っぱっている【セイル】の最上部にある。

 セイルの中に司令室があり、その上に上部指揮所がある構造だ。


 上部指揮所は外板に囲まれている。

 だが胸から上は解放された空間となる。


 そこに出た醍醐は、恐る恐る顔だけ外板の上に出してみた。

 すばやく周囲を見回す。


「これは……」


 セイル前方の甲板にある10センチ単装高角砲。

 そこに、形が見えないほど昆布状の海藻が巻きついている。

 この状況だと砲撃はできない。


 と、その時。


「長官、危ない!」


 いきなり副長の太い腕が醍醐の頭を押さえつけた。


 ――ガガッ!


 頭部があった空間を、大きな三つ又のほこが切り裂いていく。

 【トライデント】と呼ばれる槍状の武器だ。

 すぐに後方にある外板の内側に突き刺さった。


 ――バシュッ!


 なんと!

 突き刺さった矛から盛大に水が吹きだしている。


 かなりの高圧水だ。

 たちまち醍醐と副長は、上部指揮所の前方端まで吹き飛ばされた。


 いつのまにか……。

 外板上部の手すりに、男の人魚が飛び乗っている。


 昆布状の触手を胴体に巻きつかせている。

 これは立派な海藻鎧かいそうよろいだ。


 矛を失った人魚は、腰にたずさえている大型のナイフを抜いた。

 醍醐めがけて最後のジャンプに入ろうとしている。


「死ね――ッ!」


 聞いたことのない発声器官による声。

 ただし言語自体はエルフ語の方言に聞こえる。

 醍醐の腕にある翻訳リングのおかげだ。


「させるかっ!」


 ――パパン!


 軽い発砲音とともに、副長の【陸式拳銃】が火を吹く。

 万が一のことを考えて、拳銃の携帯を許したのが幸いした。


 陸式拳銃とは……。

 陸軍が14年式拳銃として採用したものの原型となるものだ。

 【南部式大型自動拳銃】と言ったほうが判りやすいかもしれない。


 使用弾丸は8ミリ南部弾。

 8発を装弾そうだんできる。

 同形異種として7ミリ南部弾を使う南部小型拳銃がある。


「うぐっ!」


 人魚の顔が苦痛にゆがむ。

 射った弾丸は2発。


 1発は胴体に巻きついた海藻に弾かれた。

 のこる1発が、鱗のある下半身の魚体に命中した。


「長官、艦内へ!」


 拳銃の狙いをつけたまま副長が叫ぶ。


 拳銃には魔改造や魔法付与はされていない。

 つまり素の能力だけの拳銃。


 陸式拳銃は、素のままでは威力が小さい。

 2メートルを越える人魚に対しては、たとえ全弾射ち込んでも倒せない。


 だから牽制にしかならない。


「副長も早く!」


 醍醐はハッチに下半身を滑り込ませる。

 なおも戦おうとしている副長に叫んだ。


 ――パパパン!


 返事の代わりに3発の発射音が響く。

 その間に醍醐は、滑り落ちるように発令所までタラップを降りた。


 すぐ副長が降りてくる。

 発令所と司令塔をへだてる耐圧ハッチを閉じた。


「早く固定しろ!」


 醍醐は副長に、ハッチをロックするよう命令する。

 ロックしたハッチは、外側からは開かない。

 すぐ実行され、ようやく醍醐の顔に安堵の表情が浮かんだ。


「ふう……参ったな。まさか潜水艦で白兵戦を経験するとは」


「危ないところでしたね。敵は我々を足止めするだけでなく、上部指揮所に出てきたところを狙い撃ちにするつもりだったようです。

 こうなると、こちらもそれなりの装備を持ちださないと、外すら見ることができないですね」


 艦内の主武器庫には、38式小銃の他にベルクマン式機関短銃も入っている。

 こちらの装備は艦外に出て戦うためのものだ。

 いずれも魔改造されていて、弾丸にも強化魔法が付与されている。


 なぜ武器によって魔改造の有無があるのか?

 拳銃は内乱鎮圧などに用いられる。

 そのため艦内での発砲を考慮して無改造とされた。


 小銃や機関短銃は、艦外に出て戦闘するためのものだ。

 ゆえに威力を増す魔改造が施されている。


「しばらく様子を見る。その間に、武器庫にある装備を警備隊に配布してくれ。次に出る時は対抗できるようにしておきたい」


「了解しました」


 副長はすぐに動きはじめた。



※※※



 艦の外板がきしむ音を聞きながら、おおよそ40分が過ぎた。

 このぶんでは、外板はかなりボコボコになっている。


 ――ズズーン!


「本艦の南の方角、爆雷による水中爆発が発生!」


 聴音手が大声で報告した。

 ヘッドホンをしていないにも関わらずだ。

 艦体を揺るがす振動のため、素の耳で聞き分けたらしい。


「来たか!」


 思わず醍醐は喚声をあげた。

 本来なら指揮官として恥ずべき行為だが止められない。


「聴音手、状況はわかるか?」


「お待ちください」


 ヘッドホンをかぶりなおした聴音手が、1分ほど耳を澄ます。


「南方向400メートル付近、護衛駆逐艦が2隻ずつ計4隻。横向きで左右に進んでいます。あっ、後方の2隻が爆雷2発を投射!」


 瞬時にヘッドホンを外す。

 かぶったままだと海中爆発音で耳をやられる。


 護衛駆逐艦の爆雷投射装置は艦尾にある。

 そのため艦首をこちらに向けていては投射できない。

 そこで苦肉の策として、2隻1組で左右に分かれての爆雷攻撃となったらしい。


 ――ズズーン!


 ふたたび海中爆発音。

 聴音手がつぎの投射までのあいだ、ヘッドホンに耳を澄ましはじめる。


「艦体に巻きついていた海藻がほどけはじめました!」


 これは朗報だ。

 海藻は護衛駆逐隊を強敵と判断し、攻撃目標を変更したらしい。


「海面と海中に漂う無数の海藻が、わさわさと動いています。護衛駆逐艦、第3射!」


 またしてもヘッドホンを外す。

 しばらくして艦体を震わせる海中爆発音。

 このやりとりが6回ほど続いた。


「周囲に海藻の移動音なし。いなくなった模様です。護衛駆逐艦、西と東に分かれて移動していきます!」


「うまく誘導しているようだな。よし、副長! 警備隊を5名編成して、上部指揮所に上がってくれ。もし人魚が襲ってきたら殲滅せんめつしてよろしい。周辺の安全が確保できたら、私も上がる」


「了解しました。任せてください!」


 先ほどのような失態はもう見せない。

 副長の上気した顔がそう物語っている。


 3分で準備が整った。

 3名の警備兵がベルクマン式機関短銃を、2名が38式小銃を持ってやってくる。

 警備隊長が副長にベルクマン式機関短銃を渡す。


「よし、行くぞ!」


 みずから率先してタラップを上がろうとする副長。

 それを警備隊長が苦笑いとともに止める。


「自分が先行します。副長は最後に上がってください」


 副長といえば艦のナンバー2。

 当然、上級士官だ。

 行き先に脅威が存在していて戦闘兵員がいる場合、まず彼らが先に行く。


 警備隊が上がってすぐ、盛大な射撃音が鳴り響いた。


 ――ドンドン!

 ――ババババッ!


 野太い低音は、魔改造され銃弾も魔法付与された38式小銃のもの。

 その音は小銃というより機関砲に近い。

 威力も20ミリ機関砲の炸裂弾なみになっている。


 12・7ミリ機銃の発射音に似た音は機関短銃のもの。

 こちらは爆裂弾仕様ではない。

 代わりに徹甲弾仕様の魔法付与がなされている。


 機関短銃は拳銃弾を使う。

 多数の弾丸をばらまける半面、1発の威力は小さい。

 それらの欠点をカバーするため貫通力の増大に特化したのだ。


 ちなみに……。

 銃弾の威力が増大しても銃の反動は変わらない。

 ここが魔法付与の凄いところだ。


「敵を排除! 衛生兵、ただちに指揮所へ!」


 副長のドラ声が聞こえてきた。

 どうやら敵を排除したものの、誰かが負傷したらしい。


 タラップ下に待機していた衛生兵が登っていく。

 彼のあとに続き醍醐も上がった。


 上部指揮所に出た。

 そこは修羅場だった。


 3名の人魚が、せまい指揮所内に横たわっている。

 いずれも体の各部を吹き飛ばされ、無事な部分にも無数の弾痕が開いている。

 むろん血の海、即死だ。


 警備班の被害は、1名の1等兵が敵の矛を受けて左腕を切断された。

 矛は命中後に水魔法が炸裂する仕様らしく、刺さった左腕ごと吹き飛ばされたらしい。


 醍醐はすばやく艦外の周囲を見回す。

 前部甲板にも5名ほどの人魚が横たわっている。

 海藻は去ったものの、人魚部隊は残っていたようだ。


 強化された銃弾は、おそらく外板や甲板を貫通している。

 しかし耐圧内殻を傷つける威力はない。


「機関始動」


 醍醐は開いているハッチに向かって叫んだ。

 敵影がない今が逃げるチャンス。

 まずは命令することに専念する。


「ここは私に任せてください。長官は艦長兼任ですので、発令所で指揮を願います」


 副長がすばやく状況を判断し進言してきた。


「わかった。あとは頼む」


 そう言い残して艦内にもどる。

 もどるとすぐに命令を下した。


「微速前進、転舵北東2時方向。転舵後は全速で水上退避する!」


 操舵手が命令を復唱する。

 同時に艦が動きはじめた。


「頼むから戻ってくるなよ……」


 せっかく護衛駆逐隊が囮となって敵を引きつけてくれたのだ。

 このまま脱出するのが最善の策だった。


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