第3.5話 明輝と優の会話
第3.5話 明輝と優の会話
今回は番外編です。タイトルの通り、3話の間にあった明輝の話です。
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4月10日午前10時40分頃、明輝は優に呼ばれて生徒会室に向かって歩いていた。
(僕、何かやらかしたかな・・?怒られるのかな・・・)
明輝は心配になっていた。
『コンコン』
「失礼します。2年、生徒会書記長、伊藤明輝です。入ってもよろしいでしょうか?」
「どうぞ。入ってきて。」
「はい。あの、僕何かやらかしましたか?💦」
「いえ?明輝君。少し聞きたい事があって呼んだの。何か心当たりあったの?」
「いいえ!何もありません!それで・・話というのは?」
「君の妹についてだ。」
「へ!?さ、咲のことですか!?何かしたんですか?」
「違うよ!?なんで明輝君はマイナスな方に行くの!?」
「あぁ良かった・・・少し不安だったもんで💦咲がどうしたんですか?」
「明輝君に妹がいた事を初めて知ったから、聞きたくてね。あの時も妹が居た事を知らなかったからね。」
「あの時の事はもう・・・考えたく無いですよ・・・」
「あぁ💦ごめんね💦その時に居なかったから気になってしまって。」
「僕もよく覚えてないんですよ・・・あの時の事の記憶がほとんど無いんですよ。すみません💦」
「そっか・・妹を守ってあげてね。明輝君は鈍感だけど優しいんだもん❤️」
「何か言いました?聞こえなくて💦」
「ううん💦何でもないよ。ごめんね、残ってもらって。聞きたいことはそれだけだから💦」
「わかりました。また明日からよろしくお願いします会長!」
「お疲れ様でした。ゆっくり休んでね。」
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11時5分に話終わり、明輝は帰るための準備をしていた。
(会長はなんで咲の事を聞いてきたのかな・・・会長と会った事あるのかな?何処かで・・いや、あの時なんだろうな。でも、会長も覚えてなかったし・・・)
そんな思考をしながら帰る準備を済ませ駅に向かって行った。
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