アノマリー対策の手引き
※衛兵隊が発行している、奇現象対策のしおりより抜粋。
奇現象多発地帯における探索ガイドライン
奇現象発生地域における探索の
初歩にして必ず守るルール。
嫌な予感、説明できない恐怖感などがある場合、
恐らくそれは正しいです。
自身やバディの安全を何よりも優先してください。
移動や探索を中断することは、あなたの無能を示しません。
おさない
かけない
しゃべらない
の「おかし」を常に心がけましょう。
奇現象は視認できるものと、全くできないものが
同時に存在している場合があります。
注意力と洞察力が常に要求されます。
よそ見をしながら、音楽を聴きながら移動するなどはもってのほかです。
常に両手は自由に、耳と目は塞がないようにしましょう。
※注意※
決して薬莢や瓦礫の欠片などをアノマリーに投げ込んだりしないでください。
予測不能で不可逆な結果を引き起こします。
奇現象発見のヒントとして、とくにわかりやすいものを
下記に記します。
火の気のない所で陽炎の様な光の屈折が見られる。
動物の死体が複数集まっている。
落ち葉や埃などのゴミが集まっている、逆にその場所だけに無い。
懐中電灯などの電気製品にちらつきが発生する。
泡立つ音やチリチリといった異音がする。
地図と歩数、移動距離が一致しない。
光源がないのに明るい場所がある。
以上の様な異変が、衛兵隊の発行している奇現象マップにも存在しない個所で確認された場合、ただちにその範囲から離れ、迂回して移動しましょう。
別紙に現在確認されている奇現象の種類と判別方法を記します。
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