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2022年11月24日 00:15
第7話まで史実にそっているだけに、2012年以降から突然空想になることに強い違和感がありました。この小説はおそらく十年以上前に書かれたものでしょうか。未来の話は創作だなと説明不要で読者に伝わりますが、やはり2022年現在で読むと境界なく事実と創作が混ざることに読者は混乱すると思います。普通の人は書かれていることが事実かどうか確認しながら読むことはしないので、現状のままだと「天文学の蘊蓄が得られてためになる」と手放しで知人に勧めにくいものがあります。その点で非常に勿体無く思いました。科学史の蘊蓄の部分、文体ともに大変面白く読めましたし、その延長としてあり得そうな未来を予想した中盤以降はSFとしても王道だと思います。改稿されたらまた読み返したい作品です。
作者からの返信
須藤さま丁寧に読んでくださり、ありがとうございます!第2~6話(4、6話は大部分)はそれぞれの近況ノートに書きましたが、ノンフィクションです。2006年頃に書いたものですので、当時の未来が時間的にどんどん追いついてしまいます。これは避けられないのでほとんど修正はしていませんが、書いてから13年後にノーベル賞を実際に受賞された研究者がいたので、その受賞年などは修正しました。
第7話まで史実にそっているだけに、2012年以降から突然空想になることに強い違和感がありました。この小説はおそらく十年以上前に書かれたものでしょうか。未来の話は創作だなと説明不要で読者に伝わりますが、やはり2022年現在で読むと境界なく事実と創作が混ざることに読者は混乱すると思います。普通の人は書かれていることが事実かどうか確認しながら読むことはしないので、現状のままだと「天文学の蘊蓄が得られてためになる」と手放しで知人に勧めにくいものがあります。その点で非常に勿体無く思いました。
科学史の蘊蓄の部分、文体ともに大変面白く読めましたし、その延長としてあり得そうな未来を予想した中盤以降はSFとしても王道だと思います。改稿されたらまた読み返したい作品です。
作者からの返信
須藤さま
丁寧に読んでくださり、ありがとうございます!
第2~6話(4、6話は大部分)はそれぞれの近況ノートに書きましたが、
ノンフィクションです。
2006年頃に書いたものですので、当時の未来が時間的にどんどん追いついてしまいます。これは避けられないのでほとんど修正はしていませんが、書いてから13年後にノーベル賞を実際に受賞された研究者がいたので、その受賞年などは修正しました。