「イサオエッセイ」

マルシェ

”1と0では、天地ほどの差がある”

ヨコハマハンドメイド初出店の日、

似顔絵描きは、新百合で経験しているので、大丈夫かな？？と思っていたけど、完全にビビっておりました。

（誰もお客さんこないし、マジで早く帰ろー）

ブースから抜け出して、昼食を食べていると時、そんな事を思っていた、

それからまた、昼食を食べ終わり、仕方なくブース戻った。

しばらく陰気ムンムンの中ラクガキを描いていた。

サラサラ

〜〜

サラサラ

〜〜

サラサラ

〜〜

「友達の結婚祝いでお願いします」

といきなり、天使みたいなお客さんが僕を目の中に飛び込んできた。

良かった、と内心思ったが、今度は、最初の一枚を描く事に対してビビっていた。

「写真でも大丈夫ですか？」

「大丈夫ですよ！」

そこで、写真ならお客さんが目の前にいなくてもリラックスして描けると思ったので、「外出してもいいですよー15分位した完全しますので戻ってきて下さい」と言った。

しかし「描くと観たいです⭐︎」と、天使かと思うようなキラキラを出して返してきた。

そして、キラキラ天使は、たたみかけるように「あと動画とか撮ってもいいですか？？」とオプションを付け加えたのだ。

「はい、大丈夫ですよ」

と僕は、出来る大人を装い返すのが精一杯だった。

動画に残すような大した物ではない、と自分ではわかっている。

やめて、撮るの！

あれ、やめた！

なんで、撮るのやめた！！

なんで！やめた！

お、また撮り始めた！！

今度は、長えなぁー！？

そんな心の中を声を聴きながらイラストを淡々と描いていた。

〜中略〜

似顔絵イラストは、砂時計で15分位の所で完成した。（15分を測るのに砂時計を使っていました）

完成したイラストをお客さんは、喜んでくれたみたいだった。　

途中、お客さんとやりとりで余計な事を言ったなーと思ったが、なにはともあれ一枚売れた。

”1と0では、天地ほどの差がある”

「えがった」

「えがった」

そんな一枚目を描く前に

暗黒ブースで描いたラクガキくん達⭐︎

最初の2点が、個人的に気に入っています⭐︎

最後の一枚は、お客さんが描いたラクガキ！！好きな感じだ😊✨✨

最後まで、読んで頂きありがとうございました⭐︎

❤️