深川的コンテスト論

第2話 そもそもの間違い

深川は当初、張り切っていました。


よし!小中学生向けの朝読!


それなら、何か彼らの人生の糧になるような、啓蒙的な作品にしようではないか!


※深川というのは本来、作品とは啓蒙的でなければならないとか、今の世を憂いそこに向けて何かを発信しなければ、などと、そういう事を小難しく考えるタイプの馬鹿なのです。


そして構想したのがサイン。


見ようとしなければ見えないような、誰かが発する小さなサイン。


それに気が付く人が社会に増えて欲しい。


そんなメッセージ作品!!


最高やん!?(´・ω・`)


そう思っていました。


ダガシカシ


コンテストというものにおいて!


それがそもそもの間違いだったのであります(^^)


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