第10話10日間働いた
今日は昨日とは別の箱を磨いた。
500箱は磨いたのではなかろうか?
間違って、300箱か?
検品をする目を練習した。小さな汚れを見落とす事が多い。
5箱くらい磨きが足りない箱が出てきた。明日も一日中、箱を磨いて検品の修行を積む。
ヒビ、割れ、シールの剥がれ、汚れ、糊後と、チェックする所が多い。
この仕事を始めてから、四十肩になった。
何よりも、スピード重視らしい。スタッフ同士、言い合いになっているところが面白い。
会社のあるべき姿だ。
僕も団体職員時代はそうだった。
僕は、おばちゃん、おじちゃんをいつも心の中で応援している。
一般就労の半分の勤務時間で、クタクタに疲れる。
障がい者が一般就労をする前に、この様な福祉作業会社で働くのは、大いに賛成であり、また、自身も勤務時間を少しずつ伸ばす事が出来たら、一般就労にステップアップする。
先ずは、痩せて動ける身体作りが必要だ。
電車の駅の階段で、息を切らしている場合ではない。
ゆっくりと、全てが改善されるよう努力する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます