第10話10日間働いた

今日は昨日とは別の箱を磨いた。

500箱は磨いたのではなかろうか?

間違って、300箱か?

検品をする目を練習した。小さな汚れを見落とす事が多い。

5箱くらい磨きが足りない箱が出てきた。明日も一日中、箱を磨いて検品の修行を積む。

ヒビ、割れ、シールの剥がれ、汚れ、糊後と、チェックする所が多い。

この仕事を始めてから、四十肩になった。

何よりも、スピード重視らしい。スタッフ同士、言い合いになっているところが面白い。

会社のあるべき姿だ。

僕も団体職員時代はそうだった。

僕は、おばちゃん、おじちゃんをいつも心の中で応援している。

一般就労の半分の勤務時間で、クタクタに疲れる。

障がい者が一般就労をする前に、この様な福祉作業会社で働くのは、大いに賛成であり、また、自身も勤務時間を少しずつ伸ばす事が出来たら、一般就労にステップアップする。

先ずは、痩せて動ける身体作りが必要だ。

電車の駅の階段で、息を切らしている場合ではない。

ゆっくりと、全てが改善されるよう努力する。

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