第104話 さあ、カクヨムコンの話を始めようじゃないか

 俺の名前は月本招(つきもとまねき)。

 もちろん偽名だ。



 この10日くらいで急に涼しくなってきた。


 季節の変わり目に弱い月本は寝方が下手くそ(まだTシャツ短パンで寝てる)ということもあって、今日も危うく風邪を引きそうになり、速攻で風邪薬を飲んで仕事をしていたのであった。。


 でも、ようやく秋を感じられる陽気に包まれて、これからは執筆にブーストがかかりそうな予感もするわけで。


 くしゃみをして鼻をかみながらもテンションはうなぎのぼりなのだ(//∀//)


 てなワケで今日の本題へGOだぜ(ง •̀ω•́)ง✧




▼カクヨムコン9戦略会議【第1回】~カクヨムコンのおさらい~


※今回はカクヨムコンが初めての人向けの内容になってるよ(^^ゞ

※今回の抜粋は「https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_009/detail

から持ってきてるよ



 さて、今年も迫ってきたねカクヨムコン。


 実は二日くらい前にこの話をほぼ書き終えていたのだが、9/28(木)のお昼にカクヨムからカクヨムコン9についての発表があったため、急遽内容を差し替えて書いている。


 うん、タイミングがいいのか悪いのか( ゚∀゚)・∵. グハッ!!




 てなワケで、概要を見るに今回は


2023年12月1日(金) 12:00 〜 2024年2月1日(木)


 の2か月間に渡って繰り広げられるとのこと。



 今回が初めての方向けにカクヨムコンを一言で言うなら、「カクヨム年間最大のお祭りイベント」である。


 俺は前回のカクヨムコン8が初参加だったんだけど、まぁ凄かったよね(;・∀・)イヤマジデ


 まずはその参加数。


 俺がメインで参加した短編部門も10,000作品を超えていたし、長編もしっかり10,000作品オーバー。


 このカクヨムコンに合わせてカクヨムに登録して新作をブッ込んでくる人たちも結構いるので、新旧作家が入り乱れての激しいランキングバトルが連日展開されるのだ。


 カクヨムコンのポイントは何と言っても読者選考である。

 もうほぼ読者選考である。


 大事なことなので2回言ったφ(゚▽゚*)メモメモ(*゚▽゚)ノ□ペタッ"


 そう。カクヨムコンは、カテエラとか編集部の目がキランと光って何らかの理由で落とされるってことがない限り、そのジャンルごとの期間内評価ポイントの上位から順に選ばれていくイメージなのだ。


 つまり、カクヨムコンは読者からの評価が得られないと生き残ることはできないと言って、基本的に差し支えないと思う。


 なので昨年の俺は、


「んだよー。カクヨムコンって結局フォロワーとか多く抱えている作家が完全に有利なイベントじゃん! 俺みたいな新規で無名の底辺作家は圧倒的に不利じゃんかーヽ(`Д´)ノ」


 と、たらたら不満をこぼしていた。

 だが、あれから一年経った今はこう思う。


「うん、その通り(ΦωΦ)フフフ…」


 カクヨムコンは評価が集まらないと生き残れない。それは紛れもない事実だと言える。


 ただもちろん、これは昨年のカクヨムコン8までの話で、カクヨムコン9がどうなるかはわからない。


 ってことで、長編の選考方法を見比べてみる。


---

★カクヨムコン8

異世界ファンタジー部門・現代ファンタジー部門・恋愛(ラブロマンス)部門・ラブコメ(ライトノベル)部門・ライト文芸部門・ホラー部門・エンタメ総合部門は、応募された作品の中から読者選考によるランキング上位作品が最終選考にノミネートされます。


★カクヨムコン9

異世界ファンタジー部門・現代ファンタジー部門・恋愛(ラブロマンス)部門・ラブコメ(ライトノベル)部門・ライト文芸部門・ホラー部門・エンタメ総合部門は、応募された作品の中から読者選考によるランキング上位作品と特別審査員賞受賞作品が最終選考にノミネートされます。

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 ……あれ?

「特別審査員賞受賞作品」って何だ(;・∀・)?


 てことで、特別審査員をページ内から探してみる。

 うん、書いてあるね。今年から新設された「4賞新設!カクヨムコン読者まつり」の中にこうある↓


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③Web小説の目利きが選ぶ!特別審査員賞

各部門の特別審査員が推したい作品を選出します。

受賞作品は最終選考にノミネートされ、特別審査員による推薦コメントとともに最終審査で選考委員に審査されます。

特別審査員は、カクヨム公式レビュワー(特集ページでレビューを執筆いただいているライターの皆さま)、運営が指名する作品の発掘力の高いプロ作家ユーザーがつとめます。読者の皆さまに近い視点を持つ、Web小説の目利きがどの作品を選ぶのか、注目です。


作者の皆さま、

「読者の熱量が決め手の最熱狂賞」、「読者選考以外の切り口で評価される特別審査員賞」と、読者まつりでは従来とは異なる角度で参加作品を評価します。

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 おー!これはいいじゃん!

 例え読者選考ラインに届かなかったとしても、拾い上げてもらえる可能性があるというのは、カクヨム初心者には特に朗報だと思える。


 ……でも、え? となると、昨年よりもさらにココ狙いでの参入も増えそうだな。。

 さらに修羅の国と化すのか……( ゚∀゚)・∵. ブハッ!!


 ま、まぁ、結局どれだけ参加数が多くても入賞には限りがあるし、同じ同じ( ̄▽ ̄;)アハハ…

 


 と、ちょっとだけ動揺した俺だけど、冷静に読み取れば読者選考がメインという大枠はあまり変わらないんじゃないかと思う。


 何たって、10,000以上の作品が応募されるイベントで、その全ての作品を編集や下読みさんに「読んでジャッジしてくれええ!」と求めるのも正直酷だと思うし。


 読者選考ではなく、完全な実力勝負を望むのであれば公募だったり、読者選考のないコンテストに応募すればいいと言う話にもなるし、ここについては「カクヨムコンはそういうもの」と割り切って取り組むべきなはず。


 なので基本戦略としては新規作品をぶつけるということ。


 毎日のように★が増え続けている人気作品ならいざ知らず、俺なんかは12月1日から連載を開始して読者選考通過ラインを突破できるかどうかはホントにギリだと思うので、素直に新規作品で臨みたいと思う(^^ゞ


 通過ラインはジャンルにもよるけど、長編だと★300はないと通らないとか昨年も色んな噂を聞いたけど(それでビビったと言うのもある)、カクヨムコン8の開催時に彗星の如く現れたこの創作論を見るとその辺りが一目瞭然なので、気になる人はぜひ参考にしてみて欲しい。



別館・カクヨムコンデータ

https://kakuyomu.jp/works/16817330650806209826



 この創作論はカクヨムコン開催中は特に圧倒的な需要があるので、カクヨムコン9でも前回同様のデータを提供してもらえるのなら、また爆発的に伸びると思う。


 個人的にはぜひカクヨムコン9でもデータを公開してもらいたいと思っているので、そこはこっそりと作者の柴田さんに土下座する勢いでお願いしたいくらいである(^^ゞ


 上記を踏まえて、さらに俺の肌感も込みで個人的な所感を書かせてもらえれば、目安として長編なら★100。短編なら★50を目指したいところかなと。


 もちろん、カクヨムコン9でどれくらいの応募数があるかは定かではないし、カクヨムコンが通常のランキングと同じく、★+フォロワーの合計値で見ているのか、それとも別のロジックも加味されているのかはわからないので、これでも油断は全くできないし、逆にそこまで必要がないことも当然あり得る。


 とにかく、


「カクヨムコンは読者の評価が絶対( ✧Д✧)カッ!!」

(ただし中間選考までは)


 だと初参加の人には伝えたい。



 あと他で言うと、1人で何作品も中間選考に名を連ねる猛者も当然のように多数出現するので、何作品くらい作品を投下するかも結構悩んだりする。


 確か、短編だけど1人で7作品とか中間選考を通過させた猛者もいたような。。



 今回も長編は10万字以上とのことなので、遅筆の俺はもちろん1作品のみの参加予定。


 で、さらに短編にも出そうとは思っているけど、前回は私小説に2作品出して、どちらも中間には残れたんだけど最終はかすりもしなかったので、そのリベンジを考えてはいる。


 ただ、前回の入賞作品を見るに「たぶん俺の作風は評価されないだろうな……」という後ろ向きな印象もあるので、ここは詳細が発表されてからどのジャンルで勝負するかをじっくり考えてみてもいいかなと。


 ここに関してはまた別の機会にお話しようと思うぜ(ΦωΦ)フフフ…



 12月1日からまた熱い戦いの火蓋が切って落とされる。


 長編を狙う人は今から書いていかないと間に合わなかったりするかもだから、ぜひ計画的に進めていってもらいたい。


 個人的にはカクヨムコンの期間が一番盛り上がるし、「カクヨムおもしれーヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡」ってなる人が続出なので、ぜひ初めての人にもこのお祭り感を楽しんでもらえたらと思う。



 俺もこれから12月まではカクヨムコン9用の作品制作をメインで進めて行こうと思っている。


 でも、創作論もその合間に週一くらいで出して行こうと思っているので、またぜひ遊びに来てもらえたら幸いだ。


 てなワケでカクヨムコン9に向けて執筆中の同志たちよ。

 今年も張り切っていこうじゃないか(,,>᎑<,,)




▼児童小説コンテスト結果発表


 2023年9月26日。

 児童小説コンテストの結果が発表された。


 応募総数789作品中、中間選考を通過した31作品による最終決戦。

 ちなみに俺は789作品中の2作品に含まれているだけで、31作品にはかすりもしていない…( ==)トオイメ


 そして、最終選考結果だが、


大賞:1作品【児童向け恋愛小説(溺愛)部門】

優秀賞:2作品【児童向け恋愛小説(溺愛)部門/児童向けファンタジー小説(異世界転移)】


 となった。

 応募総数に対して入賞確率0.38%という、よくわからない数字である。


 しかし、実際に3作品が選ばれている訳なので、これからコンテストに出そうと思ったら、こういうところを目指して行かなければならないと考えると、改めて大変なことだと痛感する。


 これで児童小説コンテストは終了。

 参加した全ての人にお疲れさまでしたと心から言いたい(>人<;)



 個人の感想としては、今回はあまりに無策で臨み過ぎたので、次回があったらまずは中間選考に残れるように戦略的に取り組みたい。


 今実力不足なのはわかっているので、焦らず一つずつ階段を昇って行けたらと言う気持ちは相変わらずなのだ(;'∀')


 ただし、ずっとそんなことを言い続ける訳にはいかないので、これからも虎視眈々と狙っていく姿勢もまた変わらない(ΦωΦ)フフフ…


 いつか、この創作論で、


「コンテスト、大賞獲ったぜ~ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡」


 って書ける日が来るまで、食らいついていくのみである(•̀ᴗ•́)و ̑̑




★月本のひとり言


 実を言うと、前回のカクヨムコン8はビビり散らかしていたんだよね(;・∀・)


 特に長編は10万字の新作なんて絶対無理ッ!って最初から諦めていた節があったし、メンタルが全然仕上がっていなかったのだ。


 だが今年の俺は違うぜ(ΦωΦ)フフフ…

 何度も辛酸をなめ続けてきた(注:コンテストに落ちまくってきた)俺だからこそ、今さらビビることなんて何もない。


 本編にも書いた通り、長編1本。短編は少なくとも2本は出したいと思っている。


 あとは諸氏たちがどんな作品をブッ込んでくるか。それもカクヨムコンの楽しみなんだよなぁ(,,>᎑<,,)


 始まったら毎日がカクヨムに入り浸りで、たぶん一般書籍を読んでいる暇なんてないだろうから、カクヨムの画面を見ながら創作脳汁ダダ洩れで2ヶ月を過ごすことになるんだと思う。


 ただ、もちろん長編をきっちり仕上げて間に合わせないことには楽しんでいる余裕なんて生まれないと思うので、そこだけは本当に頑張らねば(ง •̀ω•́)ง✧


 10~11月で10万字。

 話数にして30話以上(できれば50話書きたい)。


 合間で創作論も書きたいから、これからはガチのマジで計画的に進めていかないと間に合わないかも。


 戦いはもう始まっているのだから ( ・`ω・´)キリッ



▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


ここまでお読みいただきありがとうございます!

ご質問・ご感想もお待ちしています!



↓が月本の作品一覧です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)


▼長編

聖魔のギルガメス〜呪われた少年は英雄になる夢を諦めない〜

https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273


▼中編

正直者の美少女イカサマ士は、国を追放されたウソが大嫌いな元王子のお嫁さんになりたくて仕方がないご様子です

https://kakuyomu.jp/works/16817330653994797033


▼短編

幽霊女子のゆめちゃん~霊界一の美少女幽霊がクセつよ過ぎて夏の想い出が色褪せない~

https://kakuyomu.jp/works/16817330660452777948


異世界青春狂騒曲~クエスト失敗で即終了!?~

https://kakuyomu.jp/works/16817330657007510439


十二の神と邪神の魔導書グリモワール

https://kakuyomu.jp/works/16817330656638828283


逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~

https://kakuyomu.jp/works/16817139559074788702


▼エッセイ(私小説)

その塾、動物の楽園につき

https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827


ピンクモンスター~六本木で本当にあった、ある意味普通に怖い話~

https://kakuyomu.jp/works/16817330651406692090

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